[今日の視点]石油=買い戻しが優勢か、イランは通過を制限

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は堅調か。中心限月の2026年11月限で100〜300円高程度を想定
する。海外原油は続落したものの、下落ペースが緩和していることから国内市場では買
い戻しが優勢となりそうだ。円相場は1ドル=161円半ばで推移し、前日水準とほぼ
変わらず。
 調査会社ケプラーなどの報道によると、ホルムズ海峡の航行は回復傾向にある。イラ
ンのファルス通信の報道に基づけば、イランは週末にホルムズ海峡を再封鎖したもの
の、その後は制限しつつ航行を再開させている。
 ただ、米国がイラン戦争を開始する前、ホルムズ海峡は日量2000万バレル規模の
石油が通過していたが、現時点でどれほどなのか不明である。イラン革命防衛隊(IR
GC)がホルムズ海峡の航行を制限する一方、オマーン側の航路も利用されているよう
で、全体として通過している船舶の数はよくわからない。ただ、機雷が撤去されたとの
発表もなく、イランやオマーンに配慮しつつ慎重に通過しなければならないことからす
ると、正常化にはまだ遠いだろう。タンカーの動向を眺めつつ、値動きを追いかける局
面が続きそうだ。
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.08ドル安の73.13ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは73.05〜73.18ドル。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】10:30 消費者物価指数 2026年5月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
【納会】--:-- ゴムRSS3 2026年6月限(大阪取引所)
◆ ドイツ ◆
【経済】17:00 景況感指数 2026年6月(ifo)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】21:30 経常収支 2026年1-3月期(商務省)
【経済】23:00 新築住宅販売 2026年5月(商務省)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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