[今日の視点]貴金属=軒並み下落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と
なろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は89.39ドル安
の4003.75ドル、銀が426セント安の5768セント、プラチナが73.80
ドル安の1579.70ドル、パラジウムは54.61ドル安の1174.92ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=161.77/79円で、前営業日の
大引け時点から0.10円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万1270円前後、銀は315.0円前後、プラチナ
は8050円前後、パラジウムは6400円前後。
【NY金は米利上げ観測などが圧迫】
 金はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しやナスダッ
ク急落を受けて売り優勢となった。
 金は米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しやナスダック急落が圧迫要因になっ
た。米国とイランの協議が進展し、原油が下落したが、インフレ高止まりが続くとの見
通しが示されたことが圧迫要因になった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦
準備理事会(FRB)の利上げ見通しが示されると、年内3回の利上げとの見方も出て
いる。一方、ナスダックは人工知能(AI)ブームが一巡するなか、米マイクロンの決
算発表を控えて急落した。
 米半導体大手マイクロン・テクノロジーは、2026会計年度の第4四半期(26年
6〜8月期)の売上高が市場予想を上回るとの見通しを示した。人工知能(AI)関連
インフラへの大規模投資がメモリーチップの旺盛な需要を支えていることを示唆し、時
間外取引で株価は9%超上昇した。
 銀はきのうの海外市場で、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しや金急落を受
けて売り優勢となった。
【NYプラチナは米利上げ見通しや金急落が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しや金
急落を受けて売り優勢となった。
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しや金急落が圧迫要因になっ
た。原油安となったが、インフレ高止まりが続くとの見方から、米FRBの利上げ見通
しが強い。一部では年内3回の利上げとの見方も出ている。
<今日の予定>
・貴金属取引 2026年6月限納会(大阪取引所)
・米国内総生産 2026年1-3月期確報値(商務省)
・米個人所得・支出 2026年5月(商務省)
・米耐久財受注 2026年5月速報値(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
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