金・銀午前=金は反発、米FRBの7月利上げ観測後退で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相
場の軟調に上値を抑えられた。銀は出来ず。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が170〜246円高、金ミニが
64.0〜262.5円高、ゴールドスポットが502円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が8079枚、金ミニが8410枚、ゴールドス
ポットが116枚、銀が0枚。
【NY金は米利上げ観測後退が支援】
 金は米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測後退が支援要因になった。5月の米個
人消費支出(PCE)価格指数は中東紛争でエネルギー価格が押し上げられたことから
前年比4.1%の上昇となった。市場予想は4.1%上昇。4月は3.8%上昇で改定
はなかった。米FRBの7月利上げ観測が後退し、ドル安に振れた。
 シンガポール船籍のコンテナ船「エバー・ラブリー」が、ホルムズ海峡を通過しよう
とした際に攻撃を受けたとされる事件で、米当局者2人が発砲したのはイランだったと
明らかにした。イランが設置した「ペルシャ湾海峡当局(PGSA)」は、同当局が定
めた航路から外れて航行する船舶については安全な通航を保証しないと表明した。原油
高となったが、海運データ分析会社ケプラーによると、米国とイランの戦闘終結の覚書
合意によるホルムズ海峡の再開を受け、今週の海峡経由の原油輸送量が2月末の交戦開
始以降で最も多くなった。原油高が続くかどうかを確認したい。
 金先限は2万1446円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相場
は1ドル=161円台後半で推移した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の利上げ観測後退を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の
4029.32ドルから、ドル安一服を受けて売り優勢となった。
 午前11時現在、4019.95ドルで推移、銀は5709セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が3982.18ドル、銀が5682セント。

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