株価指数先物【昼】 キオクシアホールディングスにらみでのスキャルピング

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比420円高の6万9280円(+0.60%)前後で推移。寄り付きは6万8540円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万8325円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が売られるなかで、6万7760円まで下落幅を広げる場面もみられた。ただ、中盤辺りからショートカバーとみられる動きが強まり、プラス圏を回復すると、終盤にかけて6万9450円まで上げ幅を広げた。

 米国市場で半導体やAI関連株を中心に売られた流れを引き継ぐ形で、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などに売りが先行した。ただし、キオクシアホールディングスが中盤にかけて上昇に転じてきたことでリバウンド狙いのロングが入ったほか、ショートカバーを誘う形になったようだ。

 日経225先物は25日移動平均線(6万8680円)を上回ってきたことで、同線が支持線として意識されるようだと、ショートを仕掛けにくくさせそうだ。また、韓国市場ではSKハイニックスやサムスン電子も上昇に転じたことがショートカバーに向かわせた面もあるだろう。キオクシアホールディングスはボリンジャーバンドの-2σ(6万4320円)に接近した後の切り返しで-1σ(7万5350円)を突破し、25日移動平均線(8万6380円)に接近してきた。スキャルピング中心のなかで同線を捉えてくるようだと仕掛け的なロングが入りやすい。一方で、-1σ水準での攻防となれば短期的なショートを誘うことになりそうである。

 NT倍率は先物中心限月で17.08倍(2日は17.11倍)に低下した。朝方は指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の下げが目立つ一方で、東証プライムの8割超の銘柄が上昇しており、一時16.87倍と-1σ(16.89倍)水準まで下げた。その後はNTショートを巻き戻す動きにはなったが、TOPIXの強い動きは続いており、戻りの場面ではNTショートの組成が意識されそうだ。

株探ニュース

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