【前週までのレビュー】直近の急落で多くの投げが出て、投資家は痛んでいるとみ た。このため、目先、積極的な買いは入りにくく、節目の400円付近までジリ安調の 展開になると予想した。 【自律反発場面か】 JPXゴムRSS3号の活発限月12月限は、6月17日に448.1円まで上昇 し、一代の高値を更新した。だが、その後、上値が重くなると、上海ゴムの急落を受け て、25日から大幅安となり、7月3日には403.2円まで軟化した。ただ、400 円割れが回避されたことから、その後は戻り場面となっている。 節目の400円付近まで下落したが、同水準を維持したことで押し目買いが入りやす くなっている。目先、自律反発場面を迎えそうだ。また、今回の下落を主導した上海ゴ ムの中心限月の9月限は、終値ベースで1万6500元を維持しており、短期的には戻 りを試しそうだ。このこともJPXゴムRSS3の支援材料になる。ただ、6月26日 の高値417.9円から節目420円付近では戻り売りが出てくることが予想される。 この水準の売りをこなせるかが今後の焦点になる。 【中国PMIが50を上回る】 中国国家統計局が発表した6月30日に発表した6月の製造業購買担当者景気指数 (PMI)は、50.3となり、景況感の分かれ目とされる50を2カ月ぶりに上回っ た。半導体やコンピューターなど人工知能(AI)関連製品への需要が好調だった。主 な項目をみると、注目度の高い新規受注が前月比1.3ポイント上昇の51.2とな り、2カ月ぶりに50を上回った。また、海外からの受注を示す、新規輸出受注も5 0.1と2カ月ぶりに50を上回った。また、、同時に発表された非製造業PMIは、 50.2となり、前月から0.1ポイン上昇した。 【上海9月限は1万6500元の攻防に注目】 上海ゴムの中心限月の9月限は、1万6500元の攻防になっている。9月限は、6 月10日に1万7245元まで下落後、戻り場面となっていた。だが、同月16日に1 万8165元まで上昇したものの、1万8000元台の維持に失敗すると、同月18日 には1万7640元まで下落。25日には大幅安となり、1万7000元を割り込む と、29日に一時1万6420元まで水準を引き下げた。その後、同水準でのもみ合い となっているが、終値ベースでは1万6500元を割り込んでいない。 チャート的には、5月14日の高値1万8395元、6月3日の高値1万8440 元、16日の高値1万8165元で三尊天井を形成し、4月17日の安値1万6480 元も下抜き、目先の下値目標は達成した。次のポイントは、終値ベースで1万6500 元をしっかり下抜くかになる。終値ベースで同水準を割り込むと、3月31日の安値 1万6340元や3月20日の安値1万5810元が目指すことになる。一方、1万 6500元付近で支持されると、自律反発場面となり、節目の1万7000元や一目均 衡表の転換線がある1万7200元付近を試しそうだ。 【東京ゴム活発限月の12月限のテクニカル要因】 ゴムRSS3号の活発限月の12月限は、売りが先行した。6月中旬からの値動きを 確認すると、買われ過ぎ感などから6月10日には417.8円まで下落。だが、同水 準で支持されると、上海高を手掛かりに23日は448.8円まで水準を引き上げ、一 代の高値を更新した。その後、25日に上海ゴムが大幅安となると急落を開始し、7月 3日の午前中には403円台まで下落している。 一段安となれば、節目の400円や4月17日の安値390.0円を視野に入れた展開 になる。一方、反発となれば、6月29日の高値417.9円付近がポイントになる。 同水準を上抜くと、節目の420円や一目均衡表の基準線がある426円台が意識され る。 【今週の注目ポイント】 日経平均株価の値動きに注意したい。このところ日経平均株価に連動する場面が散見 される。米国とイラン戦争終結で合意したことで、市場では原油価格から株価に関心が 移ったようだ。 【相場予想レンジ】 7月6〜10日のJPXゴムRSS3号12月限の中心レンジ予想は390〜430 円前後。テクニカルの支持線が400.0円(節目)、抵抗線は417.9円(6月2 9日高値)。 ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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