NY原油市況=反落、米国とイランの衝突拡大回避を期待

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/08     74.95       75.13       71.42       72.08        - 1.44
  2026/09     74.55       74.74       71.26       71.90        - 1.37
  2026/10     73.84       73.84       70.95       71.56        - 1.20
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,443,769             1,880,183    ( + 11,712)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/08     357.16    - 8.59
                            2026/09     349.56    - 8.59
         改質ガソリン       2026/08     303.87    - 6.47
                            2026/09     286.70    - 5.59
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク原油の期近は反落。期近2限月の前日比は1.44〜1.37ドル安。
その他の限月は1.20〜0.50ドル安。
 米国とイランの軍事衝突は拡大しないと期待されたことが相場を圧迫した。トランプ
大統領は「イラン側から合意を求める連絡があった」と述べており、覚書を土台とした
交渉継続が想定されている。ただ、現地時間の9日夜間も米軍やイスラエル軍がブーシ
ェフルを攻撃したとの報道があるなど、軍事衝突は終わっていない。ブーシェフルには
原子力発電所がある。また、中国やロシアに向かう鉄道の橋梁が標的となったもようで
軍事拠点以外のインフラに攻撃対象が拡大している。
 米軍の攻撃を隠れ蓑にして、クウェートやバーレーンが独自にイランを攻撃したとの
報道があることは懸念要因。イランは中東各国の米軍基地ではなく、アラブ諸国の港湾
に向けて反撃したと伝わっている。ただ、真偽は不明。
 米CNNによると、イスラエルのネタニヤフ首相はトランプ米大統領にイラン攻撃を
即時再開することの承認を要求した。イスラエル高官の話として報道されている。
 時間外取引で8月限は75.13ドルまで水準を切り上げたが上値は重く、一時マイ
ナス転換した。通常取引開始後は売りが強まると71.42ドルまで下落。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油相場に連動した。
今日の材料
・トランプ米大統領とネタニヤフ首相が電話会談=イスラエル首相府
・イランのアラグチ外相、オマーンやトルコ、パキスタンなどの当局者と協議
・イラン、海洋封鎖の再開を警戒して輸出を急拡大=報道
・今後の衝突はイランがホルムズ海峡で商船攻撃を続けるかどうかに依存=米当局者
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。