[今日の視点]貴金属=反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は22.78ドル高
の4123.39ドル、銀が98せント高の5993セント、プラチナが4.50ドル
高の1615.10ドル、パラジウムは17.67ドル高の1254.20ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=162.36/38円で、前営業日の
大引け時点から0.09円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2015円前後、銀は310.0円前後、プラチ
ナは8165円前後、パラジウムは6400円前後。
【NY金はイラン情勢に対する懸念後退が支援】
 金はきのうの海外市場では、イラン情勢に対する懸念後退を受けて買い優勢となっ
た。
 金はイラン情勢に対する懸念後退が支援要因になった。米国がイランに対する空爆を
再開し、これに対しイランが湾岸地域で報復措置に踏み切った。ただトランプ米大統領
が「イラン側から合意を求める連絡があった」と述べた。一方、イラン南部のブシェー
ル州にある原子力発電所の周辺が米軍の攻撃の被害を受けたと伝えられたが、米政府高
官がイランとの協議は継続されると述べた。攻撃が停止するかどうかを確認したい。
 6月の米中古住宅販売戸数は前月比2.4%減の409万戸だった。市場予想の
420万戸への増加に反して減少した。米新規失業保険申請件数は前週比2000件減
の21万5000件となった。6月の雇用の伸びは大きく鈍化したものの、労働市場が
依然として「低採用、低解雇」の状態にあることを示唆した。米ニューヨーク連銀のウ
ィリアムズ総裁は、中東での紛争が再燃したものの、年内にエネルギー価格が持続的に
上昇することはないとの見方を示した。
 銀はきのうの海外市場で、ドル高一服や金堅調を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナはドル高一服や金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、イラン情勢に対する懸念後退や金堅調を受けて買
い優勢となった。
 プラチナはイラン情勢に対する懸念後退や金堅調が支援要因になった。トランプ米大
統領は「イラン側から合意を求める連絡があった」と述べた。米軍がイラン東部の橋2
カ所やブシェール原子力発電所の周辺を攻撃し、インフラまで攻撃目標にしたが、軍事
衝突は収まるとみられている。米政府高官がイランとの協議は継続されると述べてお
り、協議が再開するかどうかを確認したい。
<今日の予定>
・企業物価指数 2026年6月(日本銀行)
・独消費者物価指数 2026年6月確報(連邦統計庁)
・建玉明細報告(CFTC)
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