原油相場が下落すると、金相場は押し目買い優勢の展開になった。原油安でインフレ 懸念が後退すると、利上げ警戒感の後退で米金利低下・ドル安が促されやすい。原油相 場の急騰がみられなければ、改めて米金利上昇・ドル高が進む余地は限られ、金相場も 大きな値崩れには発展しづらい。ただし、高インフレに対する警戒感が解消されたわけ でもない。来週14日と15日に米インフレ指標が発表されるため、ディスインフレに 対する信頼感を高めることができるかが、金相場がこのまま安値低迷を続けるのか、安 値修正のシフトするのかのカギを握ることになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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