[今日の視点]石油=大幅高へ、イラン最高指導者は復讐を誓う

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は上昇へ。中心限月の2026年12月限で1500〜2000円高程度を
想定する。週末を経て、米国とイランの軍事衝突が激化している。イランはホルムズ海
峡の封鎖を発表した。週明けの円相場は1ドル=162円付近まで円安・ドル高推移。
 米国はホルムズ海峡の商船攻撃を停止するようイランに要求したが、イランは拒絶し
再封鎖を発表している。イラン側のルートは解放されているもようで、完全な封鎖では
ないものの、オマーンルートを自由に航行しようとする船舶には攻撃を加えている。米
軍はイラン南部の軍事施設に反撃したほか、イラン外務省は一部の湾岸諸国そのものが
米国の基地であるとの認識を示すなど、攻撃対象が拡大する兆候があり、クウェートの
海上石油基地が報復攻撃の対象となった。
 イラン最高指導者モジタバ・ハメネイ師のメッセージが公表されている。我々は「殉
教した指導者の血と、この二つの戦争のすべての殉教者たちの血を、犯罪的で不名誉な
加害者たちから必ず復讐する」と誓うとし、殺害された父への復讐は国民の要求で必ず
行われるという。かなり不穏な内容だ。イラン前最高指導者のアリ・ハメネイ師を殺害
したトランプ米大統領が暗殺に怯えているように、米国は報復の拡大に備えておくべき
だろう。
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比2.31ドル高の73.77ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは73.18〜74.20ドル。
<今日の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 国際収支 2026年5月(トルコ中央銀行)
◆ アメリカ ◆
【経済】7/14 03:00 財政収支 2026年6月(財務省)
【農産】7/14 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】7/14 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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