[今夜の視点]海外原油=反発へ、覚書合意は実質的に破綻

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比3.45ドル高の74.86ドルで推
移。本日これまでのレンジは73.18〜75.08ドル。
 今晩の海外原油は反発か。米国とイランの武力衝突が激化している。米国はホルムズ
海峡を安全に通過させるようイランに要求したようだが、イランは商船攻撃を続け、全
面戦争に近づきつつある。イランの石油産業の中心地であるフーゼスターン州が攻撃を
受けており、エネルギーインフラは積極的に狙われそうだ。先週、トランプ米大統領は
イランが合意を望んでいると述べていたものの、イランはクウェートやバーレーン、ヨ
ルダンなど中東各国に反撃しており、対話を願っているようには見えない。
 ホルムズ海峡の通過する船舶はかなり限定されているため、供給不足が続いている可
能性が高いほか、リスクプレミアムの再拡大が相場を押し上げるだろう。前イラン最高
指導者のアリ・ハメネイ師の国葬が終了し、現最高指導者のモジタバ・ハメネイ師は復
讐を宣言している。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 国際収支 2026年5月(トルコ中央銀行)
◆ アメリカ ◆
【経済】7/14 03:00 財政収支 2026年6月(財務省)
【農産】7/14 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】7/14 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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