●週間見通し原油、戻り売り優勢も波乱の展開=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は80ドルの節目を割り込み、70ドル台後半まで下落した。中東情勢は情報が
錯綜した状態が続いているが、イランとオマーンとの間でホルムズ海峡の航路設定を巡
る協議が進展したこともあり、調整売りが優勢だった。ホルムズ海峡の下方期待を織り
込んでいる。ただし、イランは米国との交渉を否定するなど先行き不透明感も強く、
70ドル台後半から一段安を試すような動きは見送られた。
 今週も不安定な地合が続きやすいが、戻りは売られやすい。ホルムズ海峡の開放が実
現するのかが焦点になるが、予想は難しい。イランとオマーンとの間の協議は進展して
いるが、イランは米国との交渉は拒絶している。一方、トランプ米大統領は大規模な攻
撃を行う可能性を警告しつつも、イランとの合意が近いとの見方を繰り返し表明してい
る。マーケットは、改めて需給ひっ迫見通しを織り込むことに消極的であり、基調とし
ては戻り売り優勢の展開が続きやすいものの、波乱の展開が続こう。
 予想レンジは68〜84ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)



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