[今夜の視点]海外原油=続伸か、ホルムズ海峡の開放見通しは不透明

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.11ドル高の78.29ドルで推
移。本日これまでのレンジは78.18〜79.43ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。トランプ米政権がイランに対する軍事行動を見送りつつ、
戦争の終結を模索しているとの報道が目につくものの、イランはホルムズ海峡の封鎖を
駆使しつつ、米国に要求を飲ませる公算である。海洋封鎖によってイランも追い込まれ
ているが、ホルムズ海峡の封鎖で石油の供給不足が続いており、米原油在庫の減少に米
国がどこまで耐えられるのか不透明だ。石油ショックが到来する場合、米国は失うもの
が多い。
 世界の石油統計のなかで、最も速報性があるのが米エネルギー情報局(EIA)の週
報である。米戦略石油備蓄(SPR)も含めて、米国からは原油の流出が続いており、
遅かれ早かれ限界が訪れるが、この限界が最初に現れるのはおそらくEIA週報だろ
う。ただ、限界が到来するまでに米政権が動く可能性が高い。SPRの追加放出か、禁
輸か、あるいは他の選択肢か、世界をなるべく動揺させない決定はなんだろうか。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 鉱工業生産指数 2026年6月(トルコ統計機構)
◆ 南アフリカ ◆
【休日】--:-- 振替休日
◆ アメリカ ◆
【農産】8/11 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】8/11 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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