海外サマリー(14日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/12 4,437.3   +16.9  シカゴ大豆  2026/11 1,192.50  +10.25
NY銀     2026/ 9 6,510.8   +11.5  シカゴコーン 2026/12   483.25  +11.25
NYプラ    2026/10 1,756.9   +24.7  NY原油   2026/ 9    82.40   +1.15
NYパラ    2026/ 9 1,325.50  -0.40  ドル・円               159.32   -0.23
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は159.30円台で推移
 NY為替市場でドル円は一時158.60円付近まで下落。この日発表の米小売売上
高とミシガン大消費者信頼感指数が弱い内容となり、為替市場はドル安が強まった。今
週のインフレ指標と合わせて、市場はFRBの早期利上げ期待を後退させている。た
だ、ドル円については、売りが一巡すると159円台に戻す展開となり、結局、下に往
って来いの展開となった。下値では押し目買い意欲が強いことを示唆する動き。
 7月の米小売売上高は予想外の減少となったが、アマゾンのプライムデーが6月に前
倒しされたことや、W杯開催の反動など特殊要因も指摘されていた。
 一方、円については日銀が早ければ9月にも追加利上げに踏み切る可能性があるとの
観測が浮上。日本政府が日銀の利上げを支持する姿勢を示したとも伝わっている。ただ
市場では、9月に日銀が利上げを実施したとしても、その後の利上げペース加速やター
ミナルレートの引き上げを示すことができなければ、持続的な円高には繋がりにくいと
の見方も出ていた。

◎NY貴金属=金は反発、米国はイラン攻撃控えて経済措置を優先へ
 ニューヨーク金は、銀は反発。
 金12月限は反発。ドル売りが優勢となったことが金相場を支えた。ドルインデック
スは今月に入ってから方向感が鈍いものの、下値探りが続いている。イランはホルムズ
海峡付近でタンカー攻撃を続けている反面、トランプ米政権はイランに対するこれまで
のような武力行使を控え、対抗措置を経済制裁へ変化させつつあることが逃避的なドル
買いを抑制し、ドルの重しとなっている。ベッセント米財務長官はイランを経済的に孤
立させるこれまでにない措置を講じると発言し、詳細を来週にも発表する見通し。
11月の米中間選挙で、トランプ米大統領の共和党が下院の過半数を失う可能性がある
こともドル安要因。
 銀9月限は反発。金相場に連動した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナは反発、パラジウムの期近は続落。
 プラチナ10月限は反発。ドル売りが優勢だったことが貴金属市場を支えた。イラン
はホルムズ海峡でタンカー攻撃を続けている反面、米国は軍事的な選択肢を控えて経済
的な対抗措置に軸足を移しつつあり、中東情勢の緊迫化を手掛かりとした逃避的なドル
買いは抑制されている。
 パラジウム9月限は続落。今月の上振れが解消されつつある。

◎LME=銅・ニッケルは米利上げ観測後退で堅調、アルミは小幅続落
 アルミ3ヶ月は小幅続落。3238.50ドルで売り優勢で寄り付いた。アジア株の
頭重い動きもあり、今月5日以来の安値となる3221.50ドルを付ける場面が見ら
れたが、米利上げ観測が後退するなか、米ドルが対ユーロで2か月ぶりの水準まで下落
したことが好感されて買い優勢となった。しかし3260ドルの高値まで浮上したとこ
ろで転売が見られてマイナスサイドに転じた。11日に3384.50ドルまで浮上し
た後に続落に転じるなどチャート面の悪さも売りを呼ぶ要因となった。
 銅3ヶ月は小幅続伸。1万4120ドルで反落して取引を開始。この日発表された7
月の米小売売上高が事前予想に反して減少となったことを受け、米利上げ観測が後退す
るなかドルが売られ、対ユーロで2か月ぶりの安値まで値を落としたことが買いを支援
した。一方で米国とイランの戦闘終結に向けた最終合意のための交渉の期限が週明けに
迫りながらも、交渉継続措置が取られるのか見通しに不透明感が強いことが重石とな
り、上げ幅は限られた。
 一方の銅現物は前日に続いて大幅高となり、3カ月物との逆ザヤが400ドル以上ま
で拡大。

◎NY原油=反発、イランがタンカーを再び攻撃
 ニューヨーク原油の期近は反発。
 アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ANDOC)のタンカーがホ
ルムズ海峡で攻撃を受けたことが買い手掛かり。米国はイランに対する軍事行動を控え
ている反面、イランは武力も交えてホルムズ海峡の管理を実現する構え。この戦争でイ
ランが初めてステルス潜水ドローンを使用してタンカーを攻撃したとの報道もある。一
方、ベッセント米財務長官はイランを経済的に孤立させるこれまでにない措置を講じる
と発言し、詳細を来週にも発表する見通し。

◎シカゴ大豆・コーン=総じて反発、ドル安から買い戻され期近は2ケタ高
 大豆は総じて反発。
 中国向けの大豆輸出期待が根強く見られるなかで、米利上げ観測の後退を受けてドル
安傾向が強まったことが強気材料となった。米産地での好天や週末を意識した転売が見
られたことで上げ幅の多くを失う場面も見られたが買い戻されて期近限月は2ケタ高ま
で上げ幅を拡大する堅調で終了。
 当限8月限はこの日、納会を迎えた。
 コーンは期近から反発。
 12月限は米国の利上げ観測が後退するなかドルが対ユーロで一時、2か月ぶりの水
準まで下落するなど、ドル安傾向が強まったことが買い支援要因となって浮上。12日
発表の米農務省(USDA)月例需給報告で26/27年度の米輸出予測の上方修正が
意識された。前日に下落していたことも買い戻しを刺激する要因となって2ケタ高で終
了。前日の下げ幅を相殺した。
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