[今日の視点]石油=売り買い交錯か、米国は経済措置に回帰

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は売り買い交錯か。中心限月の2027年1月限で200円安〜200円高
程度を想定する。海外原油は反発したものの、時間外取引の高値から押し戻されたこと
もあって、国内市場の方向感は限定的か。円相場は1ドル=159円前半で推移し、先
週末の大引け水準とほぼ変わらず。
 イランはホルムズ海峡で毎日のように船舶を攻撃しているが、米国は以前のような報
復を見送っている。先週のベッセント米財務長官によると、今週にも新たなイラン制裁
の詳細が発表される可能性があり、米国は軍事行動から経済措置へイラン対応の軸足を
移している。ホルムズ海峡が封鎖されているなか、米国の対応はイラン戦争前に回帰し
つつある。
 元米下院議員であるマルジョリー・テイラー・グリーン氏は、米当局者が戦略会議で
イランに対する核兵器使用を議論していると主張し、物議を醸しているが、実際のとこ
ろ米国にあまり選択肢はない。軍事的にも外交的にも選択肢がなくなり、残された経済
的な措置に戻るだけである。経済的にイランが弱るのを待つのであれば、ホルムズ海峡
が開放される時期は見通せず、世界の石油在庫は取り崩しが続くだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.08ドル高の82.48ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは82.42〜82.73ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 国内総生産 2026年4-6月期1次速報 (内閣府)
【経済】13:30 鉱工業生産指数 2026年6月確報(経済産業省)
【経済】13:30 第3次産業活動指数 2026年6月(経済産業省)
【経済】13:30 小売業販売額 2026年6月確報(経済産業省)
【発会】--:-- とうもろこし 2027年9月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 一般大豆 2027年8月限(大阪取引所)
◆ 中国 ◆
【経済】10:30 住宅価格指数 2026年7月(国家統計局)
【経済】11:00 小売売上高 2026年7月(国家統計局)
【経済】11:00 鉱工業生産 2026年7月(国家統計局)
【納会】--:-- 上海ゴム 2026年8月限(上海期貨交易所)
◆ イギリス ◆
【経済】08:01 住宅価格指数 2026年8月(ライトムーブ)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 製造業景況指数 2026年8月(ニューヨーク連銀)
【経済】8/18 05:00 対米証券投資 2026年6月(財務省)
【農産】8/18 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】8/18 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 消費者物価指数 2026年7月(カナダ統計局)
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