[今日の視点]貴金属=続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は16.15ドル高
の4411.41ドル、銀が4せント高の6572セント、プラチナが17.00ドル
高の1772.60ドル、パラジウムは4.75ドル安の1325.74ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.45/47円で、前営業日の
大引け時点から0.42円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万3190円前後、銀は336.0円前後、プラチナ
は8960円前後、パラジウムは6800円前後。
【NY金はドル安一服も押し目を買われる】
 金はきのうの海外市場では、ドル安が一服したが、押し目を買われた。
 金はドル安一服も押し目を買われた。米政権がイランに対する空爆から、経済封鎖強
化に政策を転換したことや、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測後退などを受け
て押し目を買われた。ただトランプ米大統領は、イランは「降伏の白旗を掲げるべき
だ」と述べ、イランとオマーンがホルムズ海峡の安全な新航路や管理について協議して
いることについては「オマーンが邪魔をすれば、徹底的に爆撃する」と警告した。イラ
ン政府高官は、イランが政策を防御姿勢から「全面的な攻勢」に転換することを決めた
と述べており、今後の行方を確認したい。一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派
は、紅海でサウジアラビア軍の艦船と主張する船舶1隻と、護衛船4隻をミサイルで攻
撃したと表明した。
 8月のニューヨーク州製造業景況指数は20.6と、前月の15.6から上昇した。
4年超ぶりの高水準で、市場予想のの11.0も上回った。8月の米NAHB/ウェル
ズ・ファーゴ住宅建設業者指数は35と、前月の34から1ポイント上昇した。市場予
想は33だった。
 銀はきのうの海外市場では、金堅調を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナは金堅調につれ高】
 プラチナはきのうの海外市場では、金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナは金堅調が支援要因になった。米政権がイランに対する空爆から、経済封鎖
強化に政策を転換したことや、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測後退などを受
けて金の押し目が買われた。
 7月の中国の鉱工業生産は前年比4.5%増。6月は5.3%増となった。市場予想
は4.8%増。小売売上高は0.6%増と、夏の観光需要にもかかわらず、6月の1%
増から減速した。市場予想は1.5%増。国家統計局の報道官は記者会見で、内需を喚
起するためにカウンターシクリカル(反周期)的な政策調整を強化するとした。中国勢
が高値での買いを見送っていることは上値を抑える要因である。
<今日の予定>
・英雇用統計 2026年7月(国立統計局)
・独景況感指数 2025年8月(ZEW)
・米住宅着工・許可件数 2026年7月(商務省)
・米輸出入物価指数 2026年7月(労働省)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2026年7月(FRB)
・米中古住宅販売仮契約指数 2026年7月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。