ドル売り継続、米FOMC議事録を控えて ドル円一時159円付近=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル売り継続、米FOMC議事録を控えて ドル円一時159円付近=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ドル売りが継続している。ドル円は159.00円まで下押しした。米10年債利回りは東京市場の4.71%台からロンドン序盤にかけて4.68%台割れまで低下し、足元も4.69%台と前日のNY終値を下回る水準で推移している。FOMC議事録を前にしたドルロングの調整売りが入りやすい地合いとなった。NY原油先物は中東情勢を背景に一時86.31ドルまで上昇、その後の下押しは浅い。欧州株や米株先物の上値は重く反発力は鈍い。そのなかで、ユーロドルは1.1610台へ、ポンドドルも1.3560台へと本日の高値を伸ばしている。ロンドン時間はドル相場主導となっており、ユーロ円は184円台後半、ポンド円は215円台後半で揉み合っている。ユーロ対ポンドでは、ややポンドが軟調。7月英消費者物価指数は予想通り前年比+2.9%と伸び加速も、サービスCPIは+3.4%と予想通りの伸び鈍化だった。

 ドル円は159円付近での取引。東京早朝の159.64付近を高値に、一貫して上値重く推移している。ロンドン時間では一時159.00付近まで本日の安値を広げた。原油先物が4日続伸と中東情勢の不安定さを反映。米債利回りはロンドン朝方まで低下したあとは、下げ一服も、前日終値水準には戻し切れていない。欧州株は原油高を受けてトーンが暗転し、売り優勢に転じている。

 ユーロドルは1.16台前半での取引。東京午前の1.1570付近からほぼ一方通行で買われている。ロンドン時間には高値を1.1610台へと伸ばしてきている。ユーロ円は東京早朝の184.84付近を高値に、東京午後には184.47付近まで安値を広げた。その後は下げ渋りとなるも184円台後半にとどまっている。対ポンドではややユーロ買いが優勢。ユーロ圏経常収支は黒字幅を拡大、ユーロ圏CPI確報値は速報値から変化なしだった。

 ポンドドルは1.35台後半での取引。東京午前の1.3523付近を安値に買われ、ロンドン序盤には高値を1.3566付近に更新した。その後の下げは浅く、再び高値付近へと上昇してきている。ポンド円は東京早朝の216.12付近を高値に軟化し、東京午後には215.62付近に安値を広げた。ロンドン時間に入ると215円台後半での揉み合いが続いている。ユーロポンドは0.8551から0.8563まで小幅に上昇。ポンド売りがやや優勢。注目された英消費者物価指数(CPI)は各項目とも予想に一致し、相場への影響は限定的だった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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