NY原油市況=続伸、ホルムズ海峡を巡る緊迫感で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/09     85.42       87.19       84.32       85.83        + 0.89
  2026/10     84.46       85.84       83.45       84.39        + 0.33
  2026/11     83.11       84.05       82.10       82.81        + 0.09
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              573,423             1,849,739    ( - 9,617)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/09     445.23    + 0.22
                            2026/10     432.27    - 0.01
         改質ガソリン       2026/09     325.51    - 4.66
                            2026/10     297.75    - 3.06
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月の前日比は0.33〜0.89ドル高。そ
の他の限月は0.51ドル安〜0.09ドル高。
 ホルムズ海峡を巡って、米国とイランの対立が激化する可能性があることが買い手掛
かり。数週間以内に米国がイスラマバード覚書を履行しないなら、イランが攻撃を仕掛
けると警告しているほか、トランプ米大統領がイランとの交渉は行われておらず予定も
ないと発言し、外交的に行き詰まっている。トランプ米大統領はこれまでイランとの協
議は行われており、順調であると繰り返し主張してきたが、態度を修正した。
 米国がホルムズ海峡でタンカーを通過させるためのステルス作戦を実行しており、日
量1000万バレル近い石油がこの海峡を通過していると伝わったことは重し。米アク
シオスが報道した。米軍の監視のもと、オマーン側の航路を利用してタンカーの出入り
が行われている。ホルムズ海峡の南側についてはイランのレーダーによる監視が薄いう
え、イランの攻撃に正確性は乏しく、ミサイルやドローンによる攻撃を受けても迎撃可
能であるという。
 イランがアラブ首長国連邦(UAE)に向けてミサイルを発射したとの報道につい
て、米国の偽旗作戦であるとの見方があることは懸念要因。UAEはイランが自国領土
に向けて弾道ミサイルを発射したと非難し、イランとのあらゆる経済関係を断絶すると
表明したが、ミサイルは海上に落下したもよう。
 時間外取引で10月限はしっかりと推移した後、通常取引開始前に83.45ドルま
で弱含み。通常取引開始後は買いが持ち直し、一時85.84ドルまで上昇したもの
の、高値から押し戻されて引けた。
 改質ガソリンの期近は反落。ヒーティングオイルの期近は売り買いが交錯したが、供
給ひっ迫懸念が根強い。
米週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 +440.5万(4億2882万)
ガソリン +68.8万(2億0938万)
留出油  -153万(1億0562万)
(クッシング地区)
原油 -131.4万(2125万)
*()は在庫総量
今日の材料
・米石油協会(API)が発表した米原油在庫は前週比328万バレル減
・米国が激化を煽る場合、イランは欧州の米軍基地を攻撃へ=英FT
・フーシ派は12隻のサウジの戦艦が沈没、炎上と主張
・イランのアラグチ外相がパキスタンのムニール元帥と電話会談
MINKABU PRESS
※本文の中心限月を10月限に変更します。

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