[今日の視点]貴金属=急反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、急反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢と
なろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は179.10ドル
高の4520.83ドル、銀が410せント高の6695セント、プラチナが
105.50ドル高の1819.20ドル、パラジウムは52.34ドル高の
1337.83ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.09/11円で、前営業日の
大引け時点から1.11円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万3530円前後、銀は348.0円前後、プラチナ
は9170円前後、パラジウムは6600円前後。
【NY金は米財務省の買い入れオペ倍増発表が支援】
 金はきのうの海外市場では、米財務省の買い入れオペ倍増発表を受けて買い優勢とm
なった。
 金は米財務省の買い入れオペ倍増発表が支援要因になった。米財務省が長期国債買い
入れオペの規模を倍増すると発表したことを受けてドル安に振れた。30年債利回りは
18日、インフレと政府債務の高水準を巡る投資家の警戒感から、19年ぶりの高水準
となる5.34%を付けたが、この日の発表を受けて約10ベーシスポイント(bp)
低下し、5.187%となった。一方、7月28〜29日の米連邦公開市場委員会(F
OMC)の議事要旨で、 インフレへの懸念が一段と強まり、「数人」の参加者が利上
げを支持したほか、「多く」の参加者がインフレ率がFRBの目標である2%に低下し
なければ利上げが必要になるとの認識を示していたことが分かった。
 米財務省は、連邦政府債務総額が初めて40兆ドルを突破したと発表した。減税で歳
入が抑制される一方、社会保障関連支出や利払い費が急増しており、財政危機への警戒
感が改めて広がっている。
 銀はきのうの海外市場では、ドル安や金急伸を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナはドル安や金急伸が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や金急伸を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や金急伸が支援要因になった。米財務省が買い入れオペ倍増を発表
したことをきっかけに長期国債の利回りが低下し、ドル安に振れた。また米財務省は、
連邦政府債務総額が初めて40兆ドルを突破したと発表した。財政危機への警戒感は実
物資産となる貴金属の需要増加につながるとみられる。
<今日の予定>
・貿易収支 2026年7月速報(財務省)
・独生産者物価指数 2026年7月(連邦統計庁)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米製造業景況指数 2026年8月(フィラデルフィア連銀)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。