[今日の視点]石油=下落へ、ステルス作戦は奏功しているのか?

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は下落へ。中心限月の2027年1月限で1500〜2000円安程度を想
定する。海外原油は続伸したものの、高値から押し戻されたことが国内市場を圧迫しそ
うだ。円相場が1ドル=158円台前半の円高・ドル安推移していることも重し。
 海外原油の上げは一服気味である。米アクシオスによると、米国はホルムズ海峡でタ
ンカーを通過させるステルス作戦を実行しており、日量1000万バレル程度が供給さ
れているという。日量1000万バレルの供給が続いているなら、かなり大規模であ
り、供給不足は大きく緩和されているだろう。先週、クリス・ライト米エネルギー長官
はホルムズ海峡を通過する供給量と、海峡を迂回する量を合算すると、1週間で1日あ
たり約1500万バレルに達すると明らかにしており、ステルス作戦の規模を暗に含め
ていたようだ。
 ただ、米軍がステルス作戦を実行し、輸出を支援しているのが事実としても、米アク
シオスの報道は鵜呑みにできない。タコ取引という言葉を世界に根付かせたトランプ米
政権の発表も素直に信じがたい。市場はどのように反応するのだろうか。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.01ドル安の84.38ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは84.29〜84.68ドル。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】10:30 雇用統計 2026年7月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 貿易収支 2026年7月速報(財務省)
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 8月9日-8月15日(財務省)
【工業】09:30 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 雇用統計 2026年7月(香港統計局)
【経済】17:30 消費者物価指数 2026年7月(香港統計局)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 生産者物価指数 2026年7月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】21:30 製造業景況指数 2026年8月(フィラデルフィア連銀)
【経済】23:00 景気先行指数 2026年7月(カンファレンスボード)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【納会】--:-- WTI原油 2026年9月限(NYMEX)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 鉱工業製品価格指数 2026年7月(カナダ統計局)
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