原油相場は中東情勢の先行き不透明感が下値を支えるも、大きな値動きには発展して いない。20日に9月限の取引終了を控えているカレンダー要因の影響に加えて、引き 続きサウジアラビアの出荷再開の動き、需要不安などが上値を圧迫している模様だ。た だし、米国とイランの双方が緊張感を高めていることに変化はみられず、トランプ米大 統領は改めて対イラン経済政策を発表すると警告している。どのような内容になるのか は不明だが、米国とイランの双方が態度を硬化させる中、ホルムズ海峡開放の見通しが 立たない状態が続いている。まだ瞬間的な上昇リスクを残すが、緊張感や先行き不透明 感の高まりに対して、原油相場の反応は鈍い。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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