[今日の視点]石油=上昇へ、相場はイランの動き次第

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は上昇へ。中心限月の2027年1月限で1000〜1500円高程度を想
定する。海外原油が続伸したことや、円安・ドル高が国内市場を押し上げるだろう。円
相場は1ドル=159円ちょうど付近で推移。
 イランは米国にイスラマバード覚書の履行を要求している一方、米国が受け入れる気
配はない。トランプ米政権はイラン制裁の強化を準備しており、経済的にイランを追い
詰めていく構えである。イランに最大限の経済的圧力をかけてもイランが屈せず、イラ
ン戦争が始まったわけだが、米国はこれまで効果が不十分だった経済的措置に回帰する
方針である。
 ただ、イランはホルムズ海峡のタンカーなどに対して軍事的な対応を続ける方針だ。
武力行使を続けるイランと、経済的にイランを追い詰めると意気込んでいる米国の動き
はまるで噛み合わないが、予告されているようにイランが各地の米軍基地などに攻撃を
開始する場合、トランプ米大統領の意思に関わらず、米国は軍事衝突に引き戻されるだ
ろう。イランが止めようとしないなら、米国が始めたイラン戦争は続くと思われる。原
油相場の値動きはイラン次第である可能性が高い。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.54ドル安の86.29ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは86.22〜86.45ドル。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【経済】07:45 貿易収支 2026年7月(NZ統計局)
◆ 日本 ◆
【経済】08:30 消費者物価指数 2026年7月(総務省)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 消費者信頼感指数 2026年8月(トルコ統計機構)
【経済】16:00 設備稼働率 2026年8月(トルコ中央銀行)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】17:00 製造業購買担当者景況指数 2026年8月速報(Markit)
【経済】17:00 サービス業購買担当者景況指数 2026年8月速報(Markit)
【経済】17:00 購買担当者総合景況指数 2026年8月速報(Markit)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 小売売上高 2026年7月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【商品】8/22 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 小売売上高 2026年6月(カナダ統計局)
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