<大豆> シカゴ大豆11月限は今月13日まで1180セントが抵抗線として意識されていた が、その後に急伸に転じ20日に1244.50セントと7月27日以来の高水準まで 値を伸ばした。 7月24日に付けた一代の高値となる1256.5セントに迫ってきたところで利食 い売りで上げ幅を縮小し、上昇に対する抵抗を窺わせる動きを見せたが、1240セン ト前後を維持する底堅さも見せている。 中国向けの大豆大口成約の発表が相次ぎ、中国向け輸出増加期待が高まったことが価 格上昇のきっかけとなったが、価格の大幅上昇により需要が減退する可能性が強まって いる。また、インフレ高進を招きやすい環境や米金利の再浮上を受けてドルが下げ渋っ ていることも重石になると見られる。 プロファーマのクロップツアーの結果はマチマチとなっているが、現在、米産地では 生育に適した気温が続いており、落ち込み傾向にあるイールド(単収)が盛り返す可能 性がある点が弱材料となっている。 チャート面でも一代の高値に迫る動きを見せていることで上げ一服感が強まると見ら れ、目先は5日移動平均線(1219.75セント)を支持線に、1220〜1245 セントのレンジで推移すると予想。 <コーン> シカゴコーン12月限は8月11日までは460セントが抵抗線として意識される動 きが続いていたが、米農務省(USDA)月例需給報告で予想外の米26/27年度需 給引き締まり見通しが示されて以降、急伸している。20日に506.25セントと今 年5月13日に付けた一代の高値506.50セントに迫る動きを見せた。 今月17日から開始されたプロファーマのクロップツアーでは、これまで調査された ほとんどの地域でイールドは前年および3年間平均を下回る結果が示されたことで、今 後の米コーンイールド引き下げ観測が高まっている。 一方で米国のコーン輸出は前年同時期を上回る好調を維持している。米財務省の米長 期債買い入れ規模の倍増発表後に一時は低下した米長期債の金利は再び上昇し、これが ドル買い圧力を高める要因になると見られる。それでも、ドル高傾向が強まっていた時 期を通して輸出は好調を維持してきているため、大幅にドル買いの動きが活発化しない 限り、コーン市場への反応は限られそうだ。 すでに一代の高値目前まで値を切り上げているため、買い一巡感が強まりそうだが、 強気なファンダメンタル面に支えられ目先は500セント台でのもちあいにシフトする と見られる。ただし短期的な買い過剰感から利食い売りによる修正安には警戒すべき場 面。 <小豆> 取組は引き続きゼロとなっており、手出し難が続いている。 MINKABU PRESS
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