前週は80ドル台中盤から後半でじり高の展開になった。中東情勢の先行き不透明感 が、原油相場を押し上げている。8月17日に米国とイランの停戦に関する覚書が期限 を迎えたが、延長の動きは見られなかった。トランプ米大統領はイランに対する経済制 裁を発表する方針を示し、24日に発表が行われる予定が伝わったことが警戒された。 イランによるUAEに対するミサイル攻撃、フーシ派によるサウジアラビア石油施設に 対する攻撃も、原油相場を押し上げた。 今週も底堅い展開が続きやすい。24日に米国は新たな対イラン経済制裁を発表する が、ここで改めて中東リスクを織り込む動きがみられると、90ドル台乗せが打診され る。特にイランが軍事的な圧力を強めると、上昇ペースが加速する可能性がある。需要 不安も根強いため、底堅いものの大きな値動きには発展しづらい。 予想レンジは84.00〜92.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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