前週は4500ドル台前半まで軟化した。週前半は急ピッチな上昇地合が続き、 4755.00ドルまで上値を切り上げる展開になった。ドル安圧力は一服したもの の、金市場に対する資金流入は維持された。しかし、週中盤は利食い売りで上げ一服と なり、28日にウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が行われると急 落地合に転じ、4500ドル台前半まで軟化した。改めて利上げ警戒感が米金利上昇・ ドル高を促している。200日移動平均線も割り込んだ。 今週は調整リスクを抱えるが、押し目買い優勢の地合が維持されよう。ウォーシュF RB議長講演で9月利上げの可能性が再燃し、米金利低下・ドル安が進む可能性が後退 している。特にドルの修正高が続くと、前週の200日移動平均線割れの流れから 4400ドル水準まで軟化する可能性がある。一方、利上げ観測の織り込みを進める余 地は限られ、押し目買い優勢の地合が崩れる見通しにはない。過熱感解消の調整売りを 消化した後は、改めて200日移動突破から一段高を打診しよう。8月31日〜9月1 日のG20財務相・中央銀行総裁会議、9月4日の8月米雇用統計がイベントリスクに なる。 予想レンジは4350〜4800ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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