日中取引開始後、原油の2027年1月限は7万6800円まで上昇し、夜間取引の 高値を上回った。 米軍は機雷発射を阻止するためにイランを攻撃し、イランはヨルダンの米軍基地を報 復攻撃したが、トランプ米政権は大規模な戦闘へ回帰することを避けようとしていると いう。米WSJが報道した。迎撃ミサイルの枯渇や兵器の消耗が背景。 イランの攻撃に対して、米国がさらにやり返すかどうかが焦点である。ただ、応酬が エスカレートすると原油高を煽る可能性が高く、そうなれば9月の米利上げ観測が一段 と高まるだろう。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを始めると単発で終わる可 能性は低く、米国債利回りをさらに押し上げ、米株式市場を圧迫しそうだ。米利上げ観 測の高まりはトランプ米政権にとってやっかいであり、ヨルダンの米軍基地が攻撃を受 けたとしても米軍が反撃を見送る可能性が高い。 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比1.11ドル高の84.51ドルで 推移。本日これまでのレンジは84.37〜85.69ドル。 原油1月限の予想レンジは7万6100円から7万7200円、ガソリン先限は9万 0000円から10万0000円、灯油先限は10万0000円から11万0000 円。 MINKABU PRESS
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