【市況】 金は続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相 場が下げ一服となったが、戻りは売られた。銀は4月限が上昇、先限は下落した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が776〜635円安、金ミニが 733.0円安〜496.5円高、ゴールドスポットが562円安、銀が4.5円安〜 5.0円高。 午前11時2分現在の出来高は、金が1万7249枚、金ミニが1万3927枚、ゴ ールドスポットが275枚、銀が3枚。 【NY金は米FRB議長の利上げ示唆が圧迫】 金はウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げを示唆したことが圧迫要因 になった。米FRB議長はジャクソンホール会議の講演で、基調的なインフレ率が目標 の2%に向かって鈍化しているとの確信が得られなければ、米FRBには「やるべき仕 事がある」と述べ、物価上昇圧力の抑制に向けて追加利上げが必要となる可能性を明確 に示唆した。一方、米労働省は3月までの1年間に米経済が生み出した雇用が、従来推 計を7万9000人下回った公算が大きいと発表した。今週は8月の米雇用統計の発表 がある。 イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、イスラム諸国、特に湾岸諸国に対し、 「真の敵」に団結して対抗するよう呼びかけ、イスラム教徒間の分断は敵対勢力を利す ると指摘した。一方、米軍は30日、ホルムズ海峡に近いイラン南部のララク島にある ミサイル発射施設を攻撃した。米政府当局者の話として、イラン側が「機雷を搭載した ロケット弾をホルムズ海峡に向けて発射する準備をしているのが確認された」としてい る。米軍によるイランへの攻撃は7月下旬以来とみられる。今週は米政権がイランと取 引する国に対する制裁を発動するかどうかを確認したい。 金先限は2万3483円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相場 が1ドル=160円台前半で円安が一服した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、ウォーシュ米連邦準備理事 会(FRB)議長が利上げを示唆したことを受けて売り優勢となった。アジア市場で は、朝方の4455.65ドルから、下げ一服となる場面も見られたが、戻りは売られ た。 午前11時現在、4443.16ドルで推移、銀は6628セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4587.64ドル、銀が6917セント。 MINKABU PRESS
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