米利上げ観測の消化が一巡し、底入れ後の反発が打診されている。ウォーシュ米連邦 準備制度理事会(FRB)議長の講演は9月利上げの可能性を高めるも、実際に利上げ が行われるのかは依然として不透明感が強い。米国債やドルに対する信認低下が警戒さ れることも金相場の上昇加速を促している。「ディベースメント・トレード」が本格化 するかは不透明感を残すが、金上場投資信託(ETF)に対する投資需要も拡大してい る。8月28日に再び200日移動平均線を割り込んだことに注意が必要だが、金市場 に対する投機マネーの流入傾向は維持されよう。200日移動平均線割れからの投げ売 りが回避できれば、引き続き上値抵抗は4800ドル、さらに5000ドルに切り上が る。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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