【本日の見通し】ドル円はやや上値が重い展開も、G20、米指標などの動向次第 昨日の市場、東京朝方は先週末のドル高の流れが継続し、160.20円と先週末の高値に並ぶ場面が見られたが、その後ドル安円高が優勢となった。昨日、今日とG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれる中、米財務長官が通信社のインタビューに応じ、「日銀総裁は正しい判断を下すと期待」など利上げを促す発言を行ったことが材料視され、円買いにつながった。159円台後半でのもみ合いを経て、欧州時間朝方にドル安が強まる形で159.48円を付けている。もっとも、英国がバンクホリデーで休場となっており、取引参加者が少ない中で下押しにも慎重姿勢が見られ、その後は159円台後半でのもみ合いに終止した。 今日も159円台後半を中心に、方向性を探る展開が見込まれる。本日まで開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議に併せて、日米財務相会合なども行われる予定となっている。ドル高円安阻止に向けた日米の協調がどこまで示されるかなどが注目される。先の7月30日の介入に続いて今後も協調介入を行う姿勢を示すなど、強い円安阻止姿勢が見られると、ドル円は昨日安値を割り込んで売りが強まる可能性がある。 また、今週は米雇用統計ウィークで、関連指標の発表が予定されている。今日は23時に8月の米ISM製造業景気指数と、7月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表される予定となっている。ISM製造業は前回約4年ぶりの高水準となった。今回は小幅鈍化が見込まれているが、水準的にはかなり強めの予想となっている。JOLTSは求人件数が前回予想を下回る弱さを見せ、今回さらに減少が見込まれている。ともに注目度が高く、予想からの乖離が見られると要注意となる。 ユーロドルはドル安を受けて1.16ドル台を回復。この後も1.16ドル台前半を中心に、ドル円同様にG20の動向や米指標結果待ちという展開が見込まれる。 ユーロ円はドル円の159.50円割れへの下げもあって、欧州時間朝にいったん184円台を付けたが、対ドルでのユーロの買いもあって反発し、下に行って来いとなった。ドル主導の展開が見込まれるだけにやや不安定な動きとなっており、185円台を中心に方向性を探る展開となりそう。 ポンドドルは英国市場が休場で、昨日は1.35ドル台半ばを中心にもみ合いに終止した。この後も1.35ドル台での推移が続きそう。上値が重いものの1.3500ドル割れには慎重で、上下ともにやや動きにくい展開。 ポンド円はドル円の下げを受けて一時216.00円台まで下げたが、大台を維持して少し反発。この後も216円台での推移が中心となりそう。 MINKABUPRESS 山岡
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