NY原油市況=続伸、米国とイランの軍事衝突継続を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/10     90.65       92.29       88.97       91.01        + 0.79
  2026/11     87.98       89.51       86.63       88.28        + 0.53
  2026/12     85.10       86.35       83.98       85.25        + 0.28
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              911,330             1,880,980    ( + 25,619)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/10     468.22    + 0.49
                            2026/11     449.51    - 1.03
         改質ガソリン       2026/10     310.38    - 3.13
                            2026/11     293.82    - 2.79
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月の前日比は0.53〜0.79ドル高。
その他の限月は0.52ドル安〜0.28ドル高。
 米国とイランによる武力行使は一巡したが、軍事衝突が継続するリスクがあることが
相場を支えた。米国はイランに対する二次制裁を段階的に展開していく構えである一
方、イランは米国が経済戦争を続けるならホルムズ海峡やペルシャ湾から石油を一滴も
出さないと警告している。
 イラン革命防衛隊(IRGC)は、米軍が違法な航路へタンカーを誘導したため、
2隻が機雷に衝突し、爆発・炎上したと発表した。トランプ米大統領は「ホルムズ海峡
をコントロールしている」と繰り返し主張した一方、イランへの追加攻撃の準備は出来
ているとも語った。ただ、イランに対して再開した軍事作戦は長期化させないとも述べ
ている。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、製油所稼働率は98.0%まで上
昇し、今年の最高水準を更新。例年であれば夏場の需要期が終わっていることから製油
所稼働率はすでにピークアウトしているが、ホルムズ海峡を経由する供給が限定されて
いるなかで、米国の製油所はフル稼働を維持している。
 時間外取引で10月限は一時92.29ドルまで上振れした後、下げに転じた。通常
取引序盤には88.97ドルまで軟化。その後はプラス圏に切り返したが、上値は伸び
ず。
 改質ガソリンの期近は反落。ヒーティングオイルの当限は続伸。ヒーティングオイル
を含む留出油の供給ひっ迫感は根強い。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 -445万(4億2446万)
ガソリン -117.3万(2億0567万)
留出油  +79.6万(1億0419万)
(クッシング地区)
原油 +8万(2251万)
*()は在庫総量
今日の材料
・オランダ、安全性の問題から米国保管の金86億トンを移送=デイリー・メール
・イラン、船舶ブラックリストに11隻を追加、合計57隻に
・OPECプラスは10月の生産枠を据え置きへ=ロイター通信
・ヨルダンとUAEはイラン攻撃による被害地点の撮影を禁止へ=報道
・ヨルダン軍の司令官が辞任、国王が新司令官を任命
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比260万バレル減
・ガソリン在庫は前週比30万バレル増
・留出油在庫は同30万バレル減
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比20万バレル増
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