海外サマリー(3日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/12 4,539.9  +125.3  シカゴ大豆  2026/11 1,316.25   +6.00
NY銀     2026/12 6,770.4  +224.1  シカゴコーン 2026/12   540.75   -2.75
NYプラ    2026/10 1,834.0  + 69.4  NY原油   2026/10    91.30   +0.29
NYパラ    2026/12 1,439.90 +79.40  ドル・円               155.76   -2.95
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時155円台前半まで下落
 NY為替市場、ドル円は前日の急落からさらに下げを加速し、一時155円台前半ま
で急落した。200日線を明確に下放れたことでドルロングの巻き戻しやストップロス
を巻き込み、ここ1カ月ほど続いていた緩やかな円安トレンドが一変した。
 ドル円は下押ししたが、ドル安については、ウォラーFRB理事の発言に敏感に反応
していたようだ。理事は、今月のFOMCでの判断は来週発表の8月のインフレ指標次
第との認識を示していた。基調的なインフレはコア指数が示すほど強くはないとも言
及。この発言でFRBの利上げ期待がやや後退しており、短期金融市場では9月の利上
げ確率が50%程度まで低下した。
 一方、円買いを促したのが、日銀を巡る利上げ観測の高まりとGPIF。日銀は今月
の決定会合で政策金利を0.25%ポイント引き上げ、1.25%とする方向で調整に
入ったと伝わっていた。実現すれば6月以来3カ月ぶりで、植田総裁就任後では最短の
間隔での追加利上げとなる。サービス価格の上昇や円安を背景に、日銀内では物価の上
振れリスクへの警戒が強まっているという。GPIFについては、7年ぶりに8月会合
を開いたことで金利上昇が続く国内債券への資産配分を引き上げるとの観測が浮上して
いた。
 足元の円高は単なる為替介入への警戒だけではなく、日銀の利上げ加速やGPIFに
よる国内への資金シフトを先取りした動きとの見方も出ていたようだ。なお、本日に日
銀が公表した「当座預金増減要因」からは、前日の円高は介入ではなかったようだ。
 ただ、日米金利差や原油高を背景とした円売り圧力は依然として根強いうえ、日銀の
利上げを巡る市場の織り込みは行き過ぎとの指摘もある。このため、利上げ期待が後退
すればドル円が大きく買い戻される可能性もあり、円高が一方向に続くかはなお不透
明。そもそも、本日は後退したとは言え、FRBは利上げモードにある。

◎NY貴金属=続伸、ウォラーFRB理事の発言が支援
 ニューヨーク金、銀は続伸。
 金12月限は続伸。時間外取引は、原油安やドル安を受けて買い優勢となった。欧州
時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、ウォラー米連邦準備理事会(FR
B)理事のインフレ鈍化が確認されれば金利据え置きを支持するとの発言を受けて買い
優勢となった。
 銀12月限はドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続伸。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、原油安やドル安を受けて買い優勢となっ
た。欧州時間に入ると、上げ一服となった。日中取引では、ウォラー米連邦準備理事会
(FRB)理事の発言や金堅調を受けて買い優勢となった。
 パラジウム12月限はドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。

◎LME=アルミ・銅は米早期利上げ観測の後退受け上昇、ニッケルは反落
 アルミ3カ月は続伸。3291ドルで続伸して取引を開始。引き続き米国とイランの
攻撃の応酬を受けた中東湾岸諸国からの供給不安が買い支え要因になると同時に、米英
の長期債の利回り上昇に一服感が強まったことや、米連邦準備理事会(FRB)のウォ
ラー理事がインフレ鈍化が確認されれば金利据え置きを支持するとの発言を受け米早期
利上げ観測が後退したことが強材料となった。8月12日以来の高値となる3328.
50ドルまで上昇。上げ幅を縮小したが、終値ベースで3300ドル台を維持した。
 銅3カ月は大幅反発。1万4218.50ドルで小高く取引を開始した後、アジア株
の小高い動きに続き、欧州株、米国株の堅調に推移が手掛かりとなって浮上。米連邦準
備理事会(FRB)のウォラー理事によるディスインフレの兆しを指摘する発言を受け
て米早期利上げ観測が後退したことや、米英両国での長期債の利回り上昇に一服感が強
まったこと、二ュ—ヨークダウが大幅高となったことが買い支援材料視された。1万
4204.50ドルまで値を落としたところで買い戻されるなど、1万4200ドル割
れに対する抵抗を窺わせる底堅さを見せた後、前日高値を上回り1万4362ドルまで
浮上。高値圏を保ち3ケタの上げ幅を記録して終える大幅高となった。

◎NY原油=続伸、米軍は応戦見送りもイランは攻撃継続
 ニューヨーク原油の期近は続伸。
 イランがクウェートのアハマド・アル=ジャベル空軍基地や、アラブ首長国連邦(U
AE)のアル・ミンハド空軍基地など米軍の拠点をドローンやミサイルで再び攻撃した
ことが相場を押し上げた。米軍が応戦しなかったことは上値を圧迫したものの、イラン
は米国が少なくともイスラマバード覚書を受け入れるまで衝突を続ける構え。
 レバノン南部のアリ・アル・タヘル丘陵にイスラエルが攻撃すれば、イランは強力に
対抗すると警告するなか、イスラエル国防軍(IDF)がこの丘陵の地上及び地下の制
圧を完了したと発表したことは懸念要因。イランがイスラエル攻撃を開始する可能性が
高まっている。この丘陵の地下施設はイスラム組織ヒズボラの拠点となっているほか、
イラン革命防衛隊(IRGC)の将校もいるもよう。イランが攻撃を仕掛けた場合、イ
スラエルのカッツ国防相はイランの軍事施設やエネルギー施設を含む民間のインフラを
無力化すると警告している。

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は中国向け大口成約受け反発、コーンは期近が続落
 大豆は反発。
 今月2日に一代の高値を更新した後の利益確定の動きを受けて大きく値を落とす場面
が見られたが、米農務省(USDA)が8月28日以降、連日、大豆の大口成約を発表
していることを受けて買い優勢となった。
 コーンは期近の主要限月は続落。
 前日に続いて一代の高値更新後の利益確定の動きが見られた。プーチン大統領がウク
ライナとの戦闘終結に向けた交渉に対し前向きな姿勢を示したことを受けて小麦が軟調
となったことも売りを呼ぶ要因になった。

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