米金融政策見通しに揺れ動いている。8月31日にウォーシュ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長の講演をきっかけに利上げ観測の織り込みが進んでいたが、利上げには 慎重な当局者の声も増えており、米金融当局が利上げと金利据え置きで割れていること が確認されている。実際に利上げが行われても不思議ではないが、その場合には多数の 反対票が想定される。逆に金利据え置きにも反対票が想定される。ぎりぎりの判断を迫 られる見通しであり、政策会合前の雇用とインフレ指標の重要性が増している。CME のFEDWATCHでは、利上げと据え置きをほぼ五分五分の確率で織り込んでいる が、これが実態に近いだろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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