株価指数先物【引け後】 NTショートの巻き戻しに向かわせる

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪9月限
日経225先物 65020 +790 (+1.22%)
TOPIX先物 4099.0 -7.0 (-0.17%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比790円高の6万5020円で取引を終了。寄り付きは6万4660円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万4560円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。現物の寄り付き時に6万4300円まで上げ幅を縮めたが、前場中盤にかけてロング優勢の動きが強まり、6万4870円まで買われた。買い一巡後はランチタイムにかけて6万4600円~6万4800円辺りで保ち合いを継続。後場に入りこのレンジを上抜くと、終盤にかけて6万5210円まで買われる場面もみられた。引けにかけては上げ幅を縮めたものの、3日ぶりに6万5000円台を回復して終えた。

 米国市場の流れを受けてキオクシアホールディングス<285A>[東証P]が強い値動きをみせた一方で、東京エレクトロン<8035>[東証P]は売り先行で始まったこともあり、朝方は荒い値動きをみせた。ただ、前場中盤にかけてボリンジャーバンドの-1σ(6万4630円)水準を回復してきたことで、短期筋のショートカバーを誘う形になったとみられる。その後も同バンドを上回って推移していたことで、後場終盤にかけてショートカバーが勢いを増したようである。

 週足の-1σ(6万4530円)を上回ってきたことも、カバーを誘う形になったとみられる。今週は26週移動平均線(6万3090円)が意識される場面もみられたが、-1σを上回って終えたことで、13週線(6万6950円)とのゾーンをキープした形であろう。ただし、日足の一目均衡表では雲下限(6万6630円)が抵抗線として意識されやすく、同水準に接近する局面では戻り待ち狙いのショートを誘うことになりそうだ。まずはテクニカル面での雲下限突破を見極めることになるだろう。

 また、本日はソフトバンクグループ<9984>[東証P]が11%を超える上昇となり、1社で日経平均株価を470円あまり押し上げた。朝方は売りが先行した東京エレクトロンも持ち直し、小幅ながら上昇して取引を終えている。キオクシアホールディングスもリバウンド基調を強めつつあるなかで、指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の底入れとリバウンドが意識されてくるようだと、自律反発狙いのロングが強まる可能性はありそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で15.86倍(3日は15.64倍)に上昇した。ソフトバンクグループが日経平均型の押し上げ役になった一方で、長期金利の低下や為替市場で一時155円30銭と1カ月ぶりの円高水準をつけたことでNTショートを巻き戻す動きに向かわせた。もっとも、8月半ば以降の低下で200日線(15.63倍)まで下げていたことで、同線を支持線としたリバランスの動きは意識されていただろう。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万0227枚、ソシエテジェネラル証券が8774枚、バークレイズ証券が5061枚、モルガンMUFG証券が2620枚、ゴールドマン証券が2357枚、サスケハナ・ホンコンが1877枚、ビーオブエー証券が1648枚、JPモルガン証券が1487枚、みずほ証券が1115枚、SBI証券が1058枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万3046枚、バークレイズ証券が1万2877枚、ABNクリアリン証券が1万2086枚、ゴールドマン証券が6268枚、JPモルガン証券が4560枚、モルガンMUFG証券が3629枚、みずほ証券が2978枚、野村証券が1726枚、サスケハナ・ホンコンが1648枚、シティグループ証券が1355枚だった。

株探ニュース

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