ドル円は神経質な上下=NY為替序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円は神経質な上下=NY為替序盤

 日本時間午後10時21分現在のドル円は1ドル=155.88円。きょうの為替市場、ドル円は米雇用統計の好結果を受けていったんドル高円安となり、156.00円台から156.75円まで上昇した。非農業部門雇用者数の市場予想の上限を超える大きな伸びと前回値の上方修正に、ユーロドルが1.1620ドル台から1.1585ドルを付けるなど、ドルは全面高となった。

 米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+16.2万人となった。前月値は-2.3万人から+2.1万人に上方修正され、プラス圏を回復。前々回値も小幅上方修正となっている。失業率は前回と同水準を維持したものの、労働参加率が上昇した上での維持であり、好結果という印象を与えた。この結果を受けて、ドルがいったん大きく買われた。

 ドル円は上昇後一転して下げた。高値から調整売りが入ると、雇用統計発表前の水準を割り込んで売りが出て、東京午前の安値に迫る155.36円まで急落した。その後156円台を回復するなど、かなり不安定な上下を見せた。

 ドル円の急落以降の動きは円が主導しており、クロス円でも円高が一時優勢となった。ユーロ円は雇用統計直後、ドル主導によるユーロドルでのユーロ売りドル買いとドル円でのドル買い円売りが交錯して動きにくい展開を見せたが、その後の円買いで181.50円台から180.23円まで下げ、東京午前の安値を割り込んだ。ポンド円も同様に211円台前半から209.78円まで一時大きく下げている。その後はドル円の反発に伴い、安値から持ち直した。

 ユーロドルは米雇用統計を受けたドル高で1.1620ドル台から1.1585ドルを付け、その後少し戻すも1.1600ドル台までと、発表前の水準には届かなかった。ポンドドルも1.3530ドル前後から1.3483ドルを付けて、1.3500ドル台までの戻りとなっている。

 米雇用統計を受けて短期金利市場での9月の利上げ期待が51%前後から64%台まで上昇する中でドル高となった。その後少し落ち着くも60%前後での推移と、利上げ見通しが少し強まっている。

 日本時間23時のNYカットでのオプション期日到来は、ドル円の155.00円に25.8億ドルとなっている。

USDJPY 155.00 25.8億ドル
EURUSD 1.1600 25.1億ドル

MINKABUPRESS 山岡

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