[9月7日からの1週間の展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 8 月 31 日〜 9 月 4 日
始 値 高 値 安 値 帳入値 前週末比
ガソリン 先限 99,000 100,000( 1) 99,000(31) 100,000 +1,000
灯 油 先限 106,000 106,000(31) 106,000(31) 106,000 ±0
原 油 2月限 76,470 79,800( 2) 75,030( 4) 75,330 +1,250
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8 月 31 日〜 9 月 4 日
<海外原油> 週間4本値 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
NY原油 10 月限 84.69 93.14( 3) 84.11(31) 91.48 +8.08
ブレント原油 11 月限 89.45 97.62( 3) 89.03(31) 96.28 +8.18
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4日 東京時間の午後3時15分現在 ドル・円 156.13 前週末比 3.31円の円高
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【前週のレビュー】ニューヨーク原油10月限は7月23日の高値88.07ドルと、
20日の高値87.69ドルをダブルトップとして崩れたが、結果的には80ドル台割
れの下値の堅さを確認して戻している形で、これらのダブルトップを今後試すのかどう
かが注目されるとした。
【NY原油10月限は戻り高値更新】
ニューヨーク原油10月限は結局、88ドル近辺のダブルトップラインはあっさりと
上抜けて、3日には93.14ドルまで一代高値を更新した。ただ、その日のうちに高
値からは大きく崩れて引けは91.30ドル。本稿執筆時の4日午後には91ドル台後
半〜92ドル台前半で推移している。
チャート上は目先の天井の水準が焦点となる。上値目標としては、7月23日の高値
88.07ドルから8月6日までの安値73.10ドルまでの下げ幅の1.618倍戻
しの97.30ドル辺りとなるが、やや遠いため1.382倍戻しの93.79ドル
辺り、95ドルの節目にも注意しておきたい。
材料的には、米国とイランの攻撃の再開が上昇の主因だが、直近はイランがクウェー
トのアハマド・アル=ジャベル空軍基地や、アラブ首長国連邦(UAE)のアル・ミン
ハド空軍基地など米軍の拠点をドローンやミサイルによって攻撃したことが報じられて
いるが、現時点までに米軍が応戦したという報道はない。
ロイター通信が米政府関係者の話として伝えたところによると、トランプ米政権はこ
れ以上のイランとの戦闘激化は11月の中間選挙で共和党に逆風になることを気にして
いるということで、それが最近の対イラン経済制裁の強化にもつながっている。
したがって、11月3日の米中間選挙までの2カ月間、米国とイランの軍事行動はい
ったん小康状態を迎える可能性もあるが、それはイランの出方次第の部分も大きく、ま
た短略的な思考で行動するトランプ米大統領の性格も考えると、双方とも攻撃激化させ
る可能性をいつでも孕んでいるとみた方が良さそうだ。イスラエルという火種になりそ
うな厄介な国もある。
また、バンス米副大統領は3日、イランが商船攻撃を続けている限り、協議に応じな
いという姿勢を見せており、急転直下の和平合意なども考えにくい状況となってきた。
もうひとつの注目材料であるホルムズ海峡の船舶航行だが、ライト米エネルギー相は
2日に米CNBCのインタビューで31日の同海峡を通過した船舶の原油積載量が
1700万バレルを超えると述べて、米CNNも当局者の話として、1日に同海峡を通
過した船舶が40隻、原油積載量が約1800万バレルに達したことを報じた。
これには懐疑的な見方も多いものの、事実であれば、イラン攻撃前の2月末が平均
2000万バレルなので90%程度まで回復したことになる。問題はこれを継続させる
ことができるのか否かだろう。
なお、米軍はこの護衛作戦として60か所のイランの施設を攻撃したという。
外部要因を見ると、ニューヨークダウ平均株価は過去最高値を更新するような勢いは
ないが、逆に大きく崩れる気配もなく、高値圏でのもみ合いが続いている。
ドルインデックスは9月に入って反落しているが、直近は99ポイントの節目辺りで
下げ止まりの様相。
【米国原油は在庫が減少、製油所稼働率が今年最高】
米国内に目を移すと、直近の米エネルギー情報局(EIA)の週報では、8月に入り
増加傾向が続ていた原油在庫が前週比445万バレル減の4億2446万バレル。ガソ
リン在庫も同117万3000バレル減の2億0567万バレルと、ともに減少してい
た。
ガソリンはドライブ・シーズン(通常5月下旬のメモリアルデー〜9月上旬のレーバ
ーデーまで)が時期的に最終段階に入っているが、製油所稼働率が98.0%と今年最
高となっており、需要の旺盛さを感じさせた。留出油在庫はヒーティングオイルなどの
冬季需要に向けた積み増しシーズンに入って来たこともあり、同79万6000バレル
増の1億0419万バレルとなった
【東京原油のテクニカル分析】
東京原油の6番限である2月限は2日に7万9800円の高値を付けたものの、8万
円の大台には届かず、ボリンジャーバンドの2シグマ(7万9030円辺り)に跳ね返
される形で反落。4日は7万5030円まで下落した。目先は7万5000円の節目や
21日移動平均線でもあるボリンジャーバンドの中心線(7万4520円辺り)を維持
できるか否かが試される。
【NY原油、ブレント原油のテクニカル分析】
ニューヨーク原油10月限はダブルトップ(7月23日の高値88.07ドル、20
日の高値87.69ドル)を上抜けたあと、上げ足を加速する形で90ドル台乗せ。さ
らに3日には一代新高値となる93.14ドルを付けた。
ブレント原油11月限も似たような値動きとなり、3日には97.62ドルの一代新
高値。ボリンジャーバンドの2シグマ(96.56ドル辺り)を試す展開となってい
る。
<当面の予定>
7日【経済】景気動向指数 2026年7月速報(内閣府)
【経済】ユーロ圏国内総生産 2026年4-6月期確報(EUROSTAT)
【経済】独鉱工業生産指数 2026年7月(経済技術省)
【休日】米勤労感謝の日
8日【経済】国内総生産 2026年4-6月期2次速報(内閣府)
【経済】国際収支(経常収支) 2026年7月(財務省)
【経済】対外及び対内証券売買契約等の状況 2026年8月(財務省)
【経済】景気ウォッチャー調査 2026年8月(内閣府)
【経済】中国貿易収支 2026年8月(税関総署)
【経済】独貿易収支 2026年7月(連邦統計庁)
【経済】仏国際収支 2026年7月(フランス銀行)
【経済】仏貿易収支 2026年7月(INSEE)
【経済】米消費者信用残高 2026年7月(FRB)
9日【経済】マネーストック 2026年8月(日本銀行)
【工業】原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
【経済】中国消費者物価指数 2026年8月(国家統計局)
【経済】中国生産者物価指数 2026年8月(国家統計局)
【経済】仏鉱工業生産指数 2026年7月(INSEE)
【経済】米住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】米週間石油統計(API)
【工業】米短期エネルギー見通し・月報(EIA)
10日【経済】対外及び対内証券売買契約等の状況 8月30日-9月5日(財務省)
【経済】ユーロ圏理事会結果公表(ECB)
【経済】独消費者物価指数 2026年8月確報(連邦統計庁)
【経済】米新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】米生産者物価指数 2026年8月(労働省)
【経済】米卸売在庫 2026年7月確報値(商務省)
【経済】米中古住宅販売統計 2026年8月(全米不動産協会)
【工業】米週間石油統計(EIA)
【工業】石油輸出国機構(OPEC)月報
11日【経済】企業物価指数 2026年8月(日本銀行)
【経済】英貿易収支 2026年7月(国立統計局)
【経済】英鉱工業生産指数 2026年7月(国立統計局)
【経済】英製造業生産指数 2026年7月(国立統計局)
【工業】国際エネルギー機関(IEA)月報
【経済】米消費者物価指数 2026年8月(労働省)
【経済】米消費者信頼感指数 2026年9月速報値(ミシガン大)
【経済】米財政収支 2026年8月(財務省)
【商品】米建玉明細報告(CFTC)
【工業】全米石油堀削稼動数(米ベーカーフューズ)
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