前週は440円台後半で上げ一服となった後の調整売りが上値を抑え、430円水準 まで軟化した。上海ゴム相場は年初来高値更新が続き、底堅さを維持した。原油相場が 総じて底堅く推移したこともあり、投機筋の物色意欲は強かった。しかし、為替が大き く円高に振れたことを受けて、円建てゴム相場は売り優勢の展開になった。上海ゴム相 場高よりも円高のインパクトの方が大きく、専ら為替要因で値下がりした。 今週は下振れリスクが残される。円相場の動向次第になるが、急激な円高が一服する と、上海ゴム相場の底堅さを背景に押し目買い優勢の展開が再開されやすい。需給動向 に対する関心が高いとは言い難いが、上値追いの展開が維持されている。極端な原油安 やリスクオフがみられなければ、上海ゴム相場が大きく下押しされるリスクは低い。た だし、為替市場で円高が続いている間は、上値の重さが残される。急激な円高が続いた 場合には、上海ゴム相場の動向とは関係なく、値下がりが続くリスクがある。円相場次 第の展開になろう。 予想レンジは415〜440円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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