円買い強まる ドル円一時154円付近、NY休場で薄商いの中で=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
円買い強まる ドル円一時154円付近、NY休場で薄商いの中で=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、円買いが強まった。ドル円は東京市場で156円台前半で上値を抑えられたあと、ロンドン序盤に155円台後半から155.50割れ、155.00割れと節目水準を割り込み、一時154.06レベルまで急落した。その後は154円台後半までと戻りにとどまっている。新たな円買い材料に欠けるなかで、このあとのNY市場休場を控えた薄商いもあって、ストップ注文などで売りが売りを呼ぶ展開となった。市場ではこれまで蓄積した円売りポジションに対するヘッジ率の低さやオプション関連のストップ注文などが指摘されていた。当局による介入などの観測報道はみられず、自律的な円買いだったようだ。クロス円も軒並み円高に振れた。ユーロ円は東京市場での181円台からロンドン序盤には179円台前半まで下落。ポンド円も211円台から208円台後半まで売り込まれた。足元では円買いの動きは一服も、戻りは限定的となっている。ユーロドルは1.16台前半、ポンドドルは1.35台前半でややドル安推移となっている。ドル円急落がドル売り圧力につながったが、値幅は限定的。円相場主導の展開となっている。NY市場がレーバーデーの休場となるなかで、この後の時間帯は一段と流動性が枯渇する。

 ドル円は154円台後半での取引。東京午前につけた156.28付近を高値に、その後は先週末NY終値156.26レベルを下回る水準で推移。ロンドン序盤には155.50や155.00の節目水準を割り込むと、一気に154.06付近まで急落。今年2月以来のドル安・円高水準となった。その後の戻りは154円台後半までと限定的。特段の介入観測報道はみられず、ポジション調整が円買いフローを主導した。

 ユーロドルは1.16台前半での取引。これまでのレンジは1.1607から1.1636付近までと限定的。高値はドル円の急落局面で、ドル売り圧力が波及する形でつけた。ユーロ円はドル円とともに急落。東京市場で付けた181.47付近を高値に、ロンドン序盤には一気に179.23付近まで急落した。その後の戻りは179円台後半にとどまっている。

 ポンドドルは1.35台前半での取引。1.3506から1.3545付近までのレンジで推移している。ロンドン序盤にドル売り波及を受けてやや買われた。ポンド円は東京市場でつけた211.22付近を高値に、ロンドン序盤には一時208.65付近まで急落した。その後は209円台半ばまでの反発にとどまっている。ユーロポンドは0.8584から0.8598までの狭いレンジで推移している。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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