ドル円は153円台でのもみ合いに終始=東京為替概況 今日の東京市場でドル円は153円台での推移に終始した。今週に入って円高が進み、火曜日、水曜日と152円台を付ける動きが見られた。ただ2日に160.39円の7月末の介入以降の戻り高値を付けた後、約1週間での7円50銭という大きな値幅に対する警戒感もあり、153円割れではすぐに買いが出る展開。もっとも、円キャリー取引の巻き戻し警戒もあって、戻りでは売りが出る展開で、154円前後が重いという状況の中、今日の東京市場は上下ともに動きにくい状況となった。 朝方、153.30円前後を付けた後、いったんは153.70円台まで上昇も、増日銀審議委員が福井県での講演で「最近ではハッキリとインフレとなっている」「インフレ加速した場合には急速な利上げを迫られるリスクがある」「さらなる利上げ進めることが正常化完成に求められている」など、利上げに前向きなタカ派発言を行い、さらに「円安が物価に与える影響大きくなっている、留意する必要」などとも発言したことで円買いが進み、朝の安値を小幅ながら割り込む153.29円を付けた。 その後は一時的にもみ合ったものの、トランプ大統領が、共和党が中間選挙勝利すれば米国成人に5000ドル支給するなどと発言したことで、米債が売られ(利回りが上昇)、10年債利回りが昨日の水準を超える4.8488%まで上昇したことで、153.60円近くまで上昇した。 午後に入って再び円高となり、153.30円を付けたが、増委員の講演後に行われた午後の記者会見で利上げペースについて「都度議論」との姿勢を示し、市場が午前に感じたほどのタカ派ではないとの思惑もあって153.68円前後まで反発している。 本日この後ECB理事会を控えるユーロは1.16台前半の狭いレンジでの推移、朝からのレンジは11ポイントにとどまった。ポンドドルも1.3543-1.3560ドルの落ち着いた値動きに終始。 ユーロ円はドル円が153円台での上下にとどまったことで、178円台での推移となった。ポンド円は208.00円を挟んでの上下となった。 MINKABUPRESS 山岡
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。