日経平均株価 始値 64768.53 高値 65270.95 安値 64186.68 大引け 65270.95(前日比 +128.17 、 +0.20% ) 売買高 21億6817万株 (東証プライム概算) 売買代金 8兆3803億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は3日ぶり反発、6万5000円台を維持 2.朝方はリスク回避ムード、中東情勢悪化を嫌気 3.WTI価格は90ドル台後半、100ドルの節目迫る 4.バイバック巡り米金利上昇、国内金利も重荷に 5.売り一巡後は底堅さ発揮、TSMC月販が追い風 ■東京市場概況 前日の米国市場では、NYダウは前日比405ドル安と3日続落した。イランの戦闘激化を受けた原油先物高や米長期金利の上昇でリスク回避の売りが優勢となった。 東京市場では、朝方こそリスク回避ムードの強い地合いだったが、その後は一貫して戻り歩調に。結局、日経平均株価はプラス圏に顔を出し高値引けとなった。 10日の東京市場は、寄り付きから下値を試す展開となり、前場中盤に日経平均は950円あまり下げる場面があった。前日の米国株市場では主要3指数がそろって下落。中東情勢の悪化による原油価格上昇が嫌気された。足もとWTI先物価格は1バレル=90ドル台後半と100ドルの節目が迫る。原油高によるインフレ警戒感に加え、米財務省による国債バイバック(買い入れ消却)の規模を巡り、同日の米債券市場で長期金利が上昇。つれて、本日の国内金利も強含み、これも相場の重荷となった。しかし、売りが一巡すると底堅さを発揮。前日まで続落していただけに値ごろ感からの買いが流入したようだ。後場に入り、TSMCの好調な月次売上高が伝わったことも追い風となった。TOPIXも大引け間際にプラス圏に転じた。業種別では33業種中16業種が上昇。プライム市場の値上がり銘柄数は約47%だった。 個別ではアドバンテスト<6857>やキオクシアホールディングス<285A>、TDK<6762>、京セラ<6971>、レーザーテック<6920>が高く、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>が水準を切り上げた。トヨタ自動車<7203>、リクルートホールディングス<6098>、KDDI<9433>も堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめとする銀行株に加え、東京海上ホールディングス<8766>など保険株、野村ホールディングス<8604>など証券株の上げが目立った。エアトリ<6191>、ANYCOLOR<5032>が値を飛ばした。 半面、東京エレクトロン<8035>やフジクラ<5803>、イビデン<4062>が軟調。任天堂<7974>やバンダイナムコホールディングス<7832>、コナミグループ<9766>も安い。ファーストリテイリング<9983>が小幅安。ファナック<6954>、テルモ<4543>も値下がりした。日本製鋼所<5631>が大幅安となった。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、リクルート <6098>、村田製 <6981>、キオクシア <285A>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約392円。うち261円はアドテスト1銘柄によるもの。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、フジクラ <5803>、イビデン <4062>、バンナムHD <7832>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約225円。 東証33業種のうち上昇は16業種。上昇率の上位5業種は(1)証券・商品、(2)サービス業、(3)銀行業、(4)保険業、(5)鉄鋼。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)その他製品、(3)建設業、(4)機械、(5)ガラス・土石。 ■個別材料株 △Hmcomm <265A> [東証G] FAST-D漏水監視システムで「ドライブバイ方式」を導入。 △シェアテク <3989> [東証G] MBKパートナーズによるTOB価格にサヤ寄せ。 △パークシャ <3993> [東証P] グループ会社がPMO体制を実現するサービスの提供開始。 △アピリッツ <4174> [東証S] 上期売上総利益が計画上回り27年1月期利益予想を上方修正。 △網屋 <4258> [東証G] TOHOシネマズのUniFiシリーズ導入を支援。 △ロボペイ <4374> [東証G] 9月30日を基準日として1株から2株に株式分割へ。 △ヴィッツ <4440> [東証S] 「ロボット統合ソリューションの提供開始」との新規材料も。 △エニーカラー <5032> [東証P] 5~7月期営業益9%減も想定超えで上限4.67%の自社株買いも。 △エアトリ <6191> [東証P] 26年9月期最終利益予想を上方修正し配当は150円増配へ。 △大和自 <9082> [東証S] 大和ハウスとの資本・業務提携を材料視。 ▼ステムリム <4599> [東証G] 26年7月期決算とレダセムチド臨床試験結果を発表。 ▼ベストワン <6577> [東証G] 今期は大幅な営業減益を計画し株主優待のデジタルギフトを廃止。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)アルビス <7475>、(2)エアトリ <6191>、(3)エニーカラー <5032>、(4)大真空 <6962>、(5)日本化 <4092>、(6)四国銀 <8387>、(7)日本マイクロ <6871>、(8)トーメンデバ <2737>、(9)山形銀 <8344>、(10)シャープ <6753>。 値下がり率上位10傑は(1)日製鋼 <5631>、(2)東京計器 <7721>、(3)三井金属 <5706>、(4)清水建 <1803>、(5)大成建 <1801>、(6)SWCC <5805>、(7)三井E&S <7003>、(8)アイモバイル <6535>、(9)フジクラ <5803>、(10)東電HD <9501>。 【大引け】 日経平均は前日比128.17円(0.20%)高の6万5270.95円。TOPIXは前日比7.94(0.20%)高の4054.58。出来高は概算で21億6817万株。東証プライムの値上がり銘柄数は723、値下がり銘柄数は783となった。東証グロース250指数は782.24ポイント(1.52ポイント安)。 [2026年9月10日] 株探ニュース
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