ユーロドル、下に往って来いの展開 ECB理事会は予想以上にタカ派な雰囲気=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうのユーロドルは狭い範囲ながらも下に往って来いの展開が見られている。この日の米生産者物価指数(PPI)を受けて1.15ドル台に一旦下落。しかし、その後にECB理事会やラガルド総裁の会見を受けて、1.16ドル台に買い戻される展開。一方、円高が一服する中、ユーロ円は一時179円台半ばに上昇する場面が見られた。

 そのECB理事会だが、予想以上にタカ派な雰囲気となり、追加利上げの可能性を広げる内容となった。政策金利は予想通りに0.25%の利上げを実施。声明では、インフレはしばらく2%目標を上回る可能性を示し、先行きは依然として極めて不透明だとしている。インフレには上振れリスク、成長には下振れリスクがあるとも述べた。新たな経済見通しも公表し、インフレ見通しについて、今年は平均3.0%となった後、27年に2.5%、28年に2.1%へ鈍化すると予測している。

 ラガルド総裁は会見で、今回の利上げは「迷う余地のない判断」で、全会一致で決定したと説明。今後の政策対応については「毎回の会合で判断する」と述べていた。一部報道では、ECB当局者が10月の利上げもあり得ると見込んでいるとも伝わり、短期金融市場では10月利上げの確率を95%まで高めている。

EUR/USD 1.1626 EUR/JPY 179.33 EUR/GBP 0.8593

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。