[本日の見通し]石油=上昇、シリア経由のイラク産原油も困難に直面か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2027年2月限は8万2250円まで上昇した。ただ、夜
間取引で上げは一服している。
 シリアでは燃料引き上げに対する抗議デモが拡大し、幹線道路がデモ隊によって封鎖
される事態となっている。ホルムズ海峡の混乱を背景に、イラク産原油の一部は陸路で
シリアを通過して地中海まで輸送されているが、サウジ産の原油に続き、イラク産原油
にも新たな障害が迫っている。
 報道によると、シリアを経由したイラク産原油の輸出量は3月で25万4000バレ
ルだったが、8月には591万バレル近くまで拡大した。大型タンカーと比較すると輸
送規模はかなり限定的だが、ホルムズ海峡の現状を考慮すれば、貴重な原油といえる。
シリア暫定政権の動きに注目したい。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.71ドル高の102.10ドル
で推移。本日これまでのレンジは101.83〜102.36ドル。
 原油2月限の予想レンジは8万1600円から8万2600円、ガソリン先限は9万
0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から12万0000
円。
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