アジア株上昇、中東緊張緩和に期待 中国がイラン融和に動く

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株上昇、中東緊張緩和に期待 中国がイラン融和に動く

東京時間11:11現在
香港ハンセン指数   24801.18(+196.89 +0.80%)
中国上海総合指数  3897.83(+22.22 +0.57%)
台湾加権指数     46741.88(+453.88 +0.98%)
韓国総合株価指数  6846.30(+130.89 +1.95%)
豪ASX200指数    8745.30(+12.88 +0.15%)

アジア株は総じて上昇、中東緊張緩和期待が支え。

原油価格が下落していることからインフレ加速懸念が後退。サウジがパイプライン修復に急いでいることから供給不安が緩和している。また、中国がイランに接触しフーシ派を抑制するよう求めたことで中東緊張緩和期待が広がっている。

中国の習近平国家主席は来週の米中首脳会談でイラン緊張緩和という材料を手に台湾問題や関税・ハイテク規制緩和という条件(見返り)を求める可能性がある。

それでも米国とイランの戦闘激化への懸念は残っている。トランプ米大統領は来週実施される湾岸諸国首脳との協議で大きな決断に迫られている。協議にはサウジが参加することもあり、対イラン大規模攻撃再開を決定する可能性がある。また、イランが中国のお願いを聞く可能性は低い。フーシ派はサウジが加害者であり、我々はあくまでも防衛しているに過ぎないと主張している。

韓国株は1.95%高、サムスン電子やSKハイニックスなどハイテク関連に買いが集中。エヌビディアCEOが同社半導体販売が今後1年で倍増するとの見通しを示したたことが追い風に。

韓国中銀の追加利上げ観測が後退している。韓国政府が今月末で終了する予定だったガソリン税引き下げ措置を11月末まで2カ月延長すると発表した。

豪州株は上昇。豪中銀総裁がインフレ高止まりを警告したが中銀のタカ派は想定内なため株式市場の反応は限定的。

市場は9月利上げをほぼ完全に織り込んでいる。ブロック豪中銀総裁は米イラン戦争が早期解決する可能性は低く、インフレは当面高止まりする可能性があると警告。金利上昇は国民に悪影響を及ぼすが、それでもインフレを抑制しなければならないと述べている。

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