株価指数先物【引け後】 +1σと+2σとのレンジに移行する可能性

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪12月限
日経225先物 66300 +840 (+1.28%)
TOPIX先物 4112.0 +51.0 (+1.25%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(12月限)は、前日比840円高の6万6300円で取引を終了。寄り付きは6万5440円と、シカゴ日経平均先物物の清算値(6万5675円)にサヤ寄せする形とならず、小幅に売り先行で始まった。だが、開始直後に6万5300円まで軟化した後は切り返し、現物の寄り付き時にプラス圏を回復すると、6万5500円~6万5750円辺りで保ち合いを継続。前場中盤にかけてこのレンジを上抜き、6万6190円まで買われた。

 ランチタイムで6万6050円~6万6150円辺りでの推移をみせ、後場の取引開始後には6万6000円を下回る場面もみられた。しかし、終盤にかけてロング優勢の流れが続き、引け間際には6万6300円まで上げ幅を広げ、本日の高値で取引を終えている。

 朝方は売りが先行する形となったが、25日移動平均線(6万5180円)が支持線として底堅さがみられるなかで、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせた。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]の下げが重荷になったものの、東京エレクトロン<8035>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、イビデン<4062>[東証P]の強い値動きが、先物市場でロングに向かわせ、短期筋のショートカバーを誘う形になったようだ。

 また、長期金利上昇に対して三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>[東証P]、三井住友フィナンシャルグループ<8316>[東証P]、みずほフィナンシャルグループ<8411>[東証P]などメガバンクのほか、地銀株も好反応を示したことで、幅広い銘柄が上昇し、ショートを仕掛けにくくさせた。

 前場中盤以降の上昇でボリンジャーバンドの+1σ(6万6150円)を上回ってきた。買い一巡後は同バンドでの攻防もみられたが、後場は+1σを上回っての推移が目立ち、75日線(6万6550円)が射程に入ったこともカバーを誘った。

 日経225先物は+1σが支持線として機能するようだと、+2σ(6万7120円)とのレンジに移行する。8月半ばの急落局面で割り込んだ75日線を明確に上抜けてくるようだと、上へのバイアスが強まり、一気に+2σ水準を捉えてくる可能性は意識しておきたい。また、足もとの上昇でバンドが収斂から拡大に転じてくるとみられ、バンドの切り上がりに沿ったリバウンドとなろう。

 NT倍率は先物中心限月で16.12倍(24日は16.11倍)に上昇した。一時16.02倍に低下する場面もみられたが、25日線(15.98倍)が支持線として意識された。その後は値がさ半導体株などの強い値動きによって、NTロングに振れる形になったようである。+1σ(16.17倍)を捉えてくると、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。

 手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が8271枚、ソシエテジェネラル証券が6205枚、バークレイズ証券が3641枚、サスケハナ・ホンコンが1784枚、ゴールドマン証券が1388枚、三菱UFJ証券が1303枚、野村証券が845枚、楽天証券が833枚、ビーオブエー証券が717枚、シティグループ証券が712枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万3359枚、バークレイズ証券が2万0358枚、ABNクリアリン証券が1万9099枚、JPモルガン証券が1万1054枚、ゴールドマン証券が8934枚、モルガンMUFG証券が4610枚、サスケハナ・ホンコンが3748枚、ビーオブエー証券が2739枚、野村証券が2063枚、大和証券が2039枚だった。

株探ニュース

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