[今夜の視点]シカゴ大豆=中国の関税免除に大豆含まれず下値余地拡大か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。朝安後にやや戻したが、直近は再び上値が重くな
っている。11月限は一時1290セント台に乗せる場面もあったが、1280セント
台後半を中心にしたもみ合い。
 引け後の作柄は「劣」以上の割合が13%と、1ポイント低下して若干改善。収穫進
捗率は17%と平年並みとなった。
 前日は後述する「チャイナショック」の弱気インパクトが大きかった。中国が最大の
米国産の輸入農産物である大豆を関税引き下げリストから外したことが急落要因となっ
た。これにより大豆は今後も10%の関税が維持される見込み。
 この弱気要因に加えて、チャート悪化、大幅買い越しの大口投機玉の期末の益出しな
どを考えると、目先はさらに下値余地が拡大する可能性がある。
 30日の米農務省(USDA)発表の全米四半期在庫(9月1日)については、今回
の数値が2025/26年度の期末在庫および2026/27年度の期初在庫となる
が、ロイター通信調査によるアナリストの予想平均は3億2400Buと、9月の
USDA見通しの3億2500万をBuを若干下回っている。

 前日のシカゴは急落。週間輸出検証高は115万トン台と好調だったものの、この日
中国の商務部が発表した米国産農産物などの関税引き下げ措置(関税免除リスト)に大
豆が含まれなかったことに圧迫された(ちなみに大豆製品、コーン、小麦はリストに含
まれていた)。加えて、大口投機玉の買い越しが膨らんで、期末、月末の益出しの利食
い売りも予定されていたことで下げ幅が拡大した。

 11月限は1279.25セントまで急落後、引けは1288.25セントまで戻し
たが、13ドル台を大幅に割り込んだ。

<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】 17:30 マネーサプライ 2026年8月(BOE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:00 住宅価格指数 2026年7月(連邦住宅金融局)
【経済】 22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2026年7月(S&P)
【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2026年9月(カンファレンスボード)
【工業】 9/30 05:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 産業別国内総生産 2026年7月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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