[本日の見通し]石油=下落、米国とイランの協議を眺めつつ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2027年2月限は下落も、夜間取引で下げは一服してい
る。
 米アクシオスの報道によると、米国とイランの協議は停滞しているという。関係筋は
顕著な進展はないと語っている。ホルムズ海峡の開放に向けて、イランが7つの条件を
提示し、米国はこれを拒否したものの、仲介国は協議を継続するための糸口を探してい
るようだ。また、パキスタンやエジプトがイランに対して核問題で妥協するよう迫って
いるとの報道もあり、仲介国としては米国ではなくイラン側に妥協の余地があると見て
いるのではないか。
 ただ、イランが妥協するとは思えず、交渉の進展は期待すべきではない。供給が回復
している中東産原油のなかにイラン産原油も紛れている可能性があり、経済的にイラン
が切羽詰まっているとは考えにくい。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.08ドル安の89.30ドルで
推移。本日これまでのレンジは88.58〜89.57ドル。
 原油2月限の予想レンジは8万5100円から8万6100円、ガソリン先限は9万
0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から12万0000
円。
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