大阪12月限ナイトセッション 日経225先物 68460 -550 (-0.79%) TOPIX先物 4101.5 -35.5 (-0.85%) シカゴ日経平均先物 68520 -490 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 1日の米国市場はNYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウは4日ぶりに反発。9月の米ISM製造業景況感指数は54.5と8月の54.6からほぼ横ばいだった。個別項目で価格指数の上昇が目立ち、インフレ圧力が続いていることが示唆され、これを受けた米長期金利の上昇により売りが先行した。その後、ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長が金融政策を慎重に判断する姿勢を示したことで、FRBの早期利上げ観測が後退、長期金利が低下に転じたことが支援材料になった。ただ、2日に9月の米雇用統計の発表を控えていることもあって、積極的な売買は手控えられた。 NYダウ構成銘柄ではボーイング、セールスフォース 、IBM 、キャタピラー 、トラベラーズ が買われた。半面、ウォルト・ディズニー 、アムジェン 、ジョンソン・エンド・ジョンソン 、アルファベット 、メルク が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、前日に決算を発表したマイクロン・テクノロジー やアプライドマテリアルズ などが買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.5%超の上昇。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比490円安の6万8520円だった。1日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比560円安の6万8450円で始まった。売り一巡後に6万8860円まで下落幅を縮めたものの、米国市場の取引開始後にはショート優勢の流れが強まり、中盤にかけて6万7790円まで下落。ただ、終盤にかけてはショートカバーとみられる動きもあって下げ幅を縮めており、日中比550円安の6万8460円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まることになりそうだ。もっとも、前日までの3日間で3440円上昇して8月半ば以来の6万9000円台を回復していただけに、利益確定に伴うロング解消は入りやすいところだろう。特に米雇用統計の発表を控えていることで、想定内のリバランスの動きといったところである。 また、前日の上昇でボリンジャーバンドの+2σ(6万7890円)を突破し、一時6万9240円まで買われて+3σ(6万9150円)を上回る場面もみられている。過熱感が警戒されやすいと考えられ、短期的な過熱を冷ましつつ、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。バンドは拡大傾向をみせてきたため、本日の+2σは6万8280円、+3σが6万9670円水準に切り上がってくることで、+2σを挟んでの底堅さを見極めたいところであろう。 足もとでボラティリティが上昇してきたことで、レバレッジ型ETFのヘッジ対応の動きなども強まりやすく、利食い一巡後に底堅さが意識されてくるようだとヘッジをにらんだ仕掛け的なロングに向かわせやすいとみられる。過熱感が意識されることで戻り待ち狙いのショートの動きが強まる場面もありそうだが、ショートに傾けるポジションは控えておきたい。 週足では+1σ(6万7510円)を突破し、+2σ(6万9240円)まで上昇してきた。週足ではバンドが収れんしている状況であるため、+2σ突破からの一段高というよりはロング解消に向かわせそうである。そのため、オプション権利行使価格の6万7750円から6万9250円辺りでのレンジを想定。 1日の米VIX指数は16.39(30日は16.34)に上昇した。75日移動平均線(16.26)を上回って始まり、一時17.59まで上昇して200日線(18.09)が射程に入る場面もみられた。ただ、その後は上げ幅を縮めており、75日線水準での攻防となっている。75日線水準での底堅さが意識されてくることで、やや神経質にさせよう。 1日のNT倍率は先物中心限月で16.68倍(30日は16.27倍)に上昇した。+2σ(16.43倍)および75日線(16.46倍)を上抜けて、+3σ(16.65倍)を上回ってきた。一時16.71倍まで上昇するなど、半導体株に資金が集中するなかでNTロングでのスプレッド狙いに向かわせている。+3σまでの上昇を経て、いったんはNTロングを巻き戻すリバランスの動きを想定。ただ、トレンドとしてはNTロングに振れやすく、半導体株への資金流入を見極めつつ、押し目ではNTロングの組成に向かわせそうだ。 株探ニュース
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