シカゴコーン市況=期近から大幅下落、米需給緩和観測が弱気のサプライズに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/12    500.00      504.75      470.25      479.75      -20.50
  2027/03    515.25      519.25      485.25      494.25      -21.00
  2027/05    522.00      526.00      493.00      502.00      -20.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物      1,152,687      340,060       1,877,755 (+  7,953)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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    米国産コーン(10月9日発表)     単位:百万Bu
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                               2026/27年度           2025/26年度
         発表日              10/ 9      9/11        10/ 9     9/11
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    作付面積            96.8      96.8         98.7     98.8
    収穫面積            88.5      88.5         90.9     91.3
    単  収           181.2     178.5        186.5    186.5
    期初在庫           2,095     1,922        1,551    1,551
    生  産          16,034    15,800       16,964   17,021
    輸  入              25        25           31       30
    供給合計          18,154    17,747       18,546   18,602
    飼料用            6,000     5,950        6,119    6,350
    食品・種・工業用       7,005     6,955        6,903    6,905
    内エタノール         5,650     5,600        5,547    5,550
    国内消費計         13,005    12,905       13,022   13,255
    輸  出           3,300     3,275        3,429    3,425
    需要合計          16,305    16,180       16,451   16,680
    期末在庫           1,849     1,567        2,095    1,922
    農家平均価格           470       480          416      415
    在庫/消費率          11.3       9.7         12.7     11.5
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 注)作付面積=百万エーカー、収穫面積=百万エーカー、単収=Bu/エーカー、
   農家平均価格=セント、在庫/消費率は%
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月15日〜10月19日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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 コーンは期近から大幅下落。終値の前営業日比は21.00〜1.50セント安。中
心限月の12月限は20.50セント安の479.75セント。
 この日発表された米農務省(USDA)月例需給報告で、26/27年度の米需給見
通しが期末在庫の上方修正に加え、生産量見通しが予想外の上方修正となったことが弱
材料となった。
 12月限は500セントで取引を開始した後はしばらくもちあっていたが、米国の時
間帯を迎えると急落に転じた。一時は470.25セントまで値を落としたところで買
い戻されたが、20セント超の下げ幅を記録する大幅安で終了。
 米農務省(USDA)月例需給報告で25/26年度の米コーン期末在庫量は前月の
19億2200万Buから20億9500万Buに上方修正された。
 26/27年度の米コーン生産量予測は前月の158億Buから160億3400万
Buに上方修正された。同時に前年からの繰り越し在庫が前月の19億2200万Bu
から20億9500万Buに上方修正。一方の需要は飼料用が前月の59億5000万
Buから6000万Buに、エタノール生産用が5000万Bu、輸出用が2500万
Bu引き上げられたが、供給増の影響から期末在庫量は前回の156億7000万Bu
から184億9000万Buに引き上げられた。これに伴い期末在庫率も前回の
9.7%から11.3%に引き上げられた。
 世界の主要生産国の26/27年度の生産量予測はブラジルおよびアルゼンチンが前
月と同量の1億3900万トンと5500万Buとされた。一方、ロシアのロシアは
1650万トン、ウクライナは3180万トンで共に据え置かれた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、ミシシッピーリバーで散発的な降雨が発生。土壌水分が過剰とな
っていたり穀物が未成熟の地域以外では降雨の発生は無いなかコーンと大豆の収穫が進
行。ノースダコタ州中部及びインディアナ州では9日の最高気温は26℃前後。
 10日から11日にかけてはオハイオバレーから語ダイオ周辺地域にかけて散発的な
降雨が発生する見込み。一方、プレーンズ中部及び南部と中西部北部では概ね降雨は
発生しないだろう。
 6〜10日間予報に関しては、10月14〜18日にかけて気温及び雨量は全国的に
平年並〜平年を上回る見込み。

 シカゴ小麦は期近が大幅安。米農務省(USDA)発表の月例需給報告における米生
産量見通しが前月からわずかに引き上げられたうえ、輸出量予測が引き下げられた結
果、26/27年度の需給緩和見通しが示されたことが弱材料となった。コーンの大幅
下落も下押し要因となり期近の主要限月は2ケタ安を記録する大幅安となった。
 米農務省(USDA)月例需給報告で26/27年度の米国の小麦生産量予測は前月
時点の15億3100万Buから15億3400万Buに僅かに上場修正。需要分野は
飼料用が1000万Bu引き上げられたが、輸出見通しが2500万トン引き下げられ
たため、期末在庫量は前月予測の7億1700万Buから7億4000万Buに上方修
正された。
 一方ロシアとウクライナの26/27年度の供給見通しに関しては、生産量予測は
ロシアが前月と同量の8800万トンに、ウクライナは前月時点の2600万トン、
に据え置かれた。
 中心限月の12月限は前日比12.25セント安の671セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間発表の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは気温が上昇するなか降雨の発生は無く、夏穀物の収穫や冬小麦の作付
けに適した天気が広がっている。暖かな気温によるここ最近作付されたばかりの冬小麦
の発芽や生育が促されている。
今日の材料
・コーンベルトでは、ミシシッピーリバーで散発的な降雨が発生。
・降雨の発生は無いなかコーンと大豆の収穫が進行。
・プレーンズでは夏穀物の収穫や冬小麦の作付けに適した天気が広がる。
・26/27年度の米コーン生産量予測は前月の158億Buから160億3400万
 Buに上方修正。
・26/27年度の米コーン期末在庫量予測は前月の156億7000万Buから
 184億9000万Buに引き上げられる。

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