[今日の視点]石油=調整安を想定も、イランは船舶への圧力を継続へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は売り優勢か。中心限月の2027年2月限で200〜400円安程度を想
定する。海外原油の当限は堅調だったが、国内市場の中心限月にあたるやや期先の限月
は高値から押し戻されており、上値は重そうだ。円相場は1ドル=158円前半で推移
し、前日の大引け水準とほぼ変わらず。
 イランのガリバフ国会議長はテレビ番組のインタビューで、米国がイスラマバード覚
書を破ったことを批判し、「米国を罰し、行動を変えさせ、イラン国民の正当な要求を
受け入れなければならないと明確に理解させるべきだ」と強調した。軍事力と交渉によ
ってイランへの再攻撃を防ぐ抑止力を達成しなければならないとし、ホルムズ海峡で船
舶攻撃を継続しつつ、米国との交渉を続ける構えだ。米国がイランの7つの要求を受け
入れない限り、船舶攻撃が続くと判断するのが妥当だろう。軍事的な圧力をもって交渉
を有利に進めようとするのは、まるで米国のやり方だが、イランもその有効性を実感し
ているのではないか。
 イランの目標は、戦争を二度と繰り返さないことである。その抑止力を手に入れるた
めの戦術が武力行使と交渉であり、米国が譲歩しない限り、ホルムズ海峡付近から船舶
が一掃されるまで攻撃は続くだろう。石油在庫の減少に伴うオイルショックが発生して
も、未来のためにイランはこの方針を維持する可能性がある。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.04ドル安の95.05ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは94.95〜95.31ドル。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】09:30 雇用統計 2026年9月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 機械受注 2026年8月(内閣府)
【経済】13:30 鉱工業生産指数 2026年8月確報(経済産業省)
【経済】13:30 小売業販売額 2026年8月確報(経済産業省)
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
【納会】--:-- とうもろこし 2026年11月限(大阪取引所)
【納会】--:-- 一般大豆 2026年10月限(大阪取引所)
◆ 中国 ◆
【納会】--:-- 上海ゴム 2026年10月限(上海期貨交易所)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 鉱工業生産 2026年8月(EUROSTAT)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者物価指数 2026年9月確報(INSEE)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 貿易収支 2026年8月(国立統計局)
【経済】15:00 鉱工業生産指数 2026年8月(国立統計局)
【経済】15:00 製造業生産指数 2026年8月(国立統計局)
◆ スイス ◆
【経済】15:30 生産者・輸入物価指数 2026年9月(連邦統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 小売売上高 2026年9月(商務省)
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】21:30 生産者物価指数 2026年9月(労働省)
【経済】21:30 製造業景況指数 2026年10月(ニューヨーク連銀)
【経済】21:30 製造業景況指数 2026年10月(フィラデルフィア連銀)
【経済】23:00 企業在庫 2026年8月(商務省)
【工業】10/16 00:00 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 卸売売上高 2026年8月(カナダ統計局)
【経済】21:30 製造業出荷 2026年8月(カナダ統計局)
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