大阪12月限ナイトセッション 日経225先物 62310 -890 (-1.40%) TOPIX先物 3986.5 -27.0 (-0.67%) シカゴ日経平均先物 62680 -520 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 22日の米国市場はNYダウが上昇した一方、S&P500、ナスダックは下落。決算発表後に先行きへの懸念が強まったラムリサーチは大幅安となった。また、メタ・プラットフォームズは自律型AI「Muse」の利用拡大を示したものの、巨額のAI投資に伴う負担が改めて意識され、収益化を巡る懸念が再燃。半導体やAI関連銘柄に売りが広がった。ただ、予想を上回る決算を発表したプロクター・アンド・ギャンブル のほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン などディフェンシブ株や景気敏感株が買われ、NYダウを支えた。 NYダウ構成銘柄ではプロクター・アンド・ギャンブル、ジョンソン・エンド・ジョンソンのほか、ホーム・デポ 、セールスフォース 、コカ・コーラ 、ウォルマート が買われた。半面、キャタピラー 、アマゾン・ドット・コム 、エヌビディア 、アルファベット 、ボーイング が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、ラムリサーチやメタ・プラットフォームズのほか、インテル 、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ 、マイクロン・テクノロジー などが大幅安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6%を超える下落となった。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比520円安の6万2680円だった。22日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比200円安の6万3000円で始まった。寄り付き後は自律反発狙いとみられるロング優勢の流れとなり、6万3570円まで買われる場面もみられた。しかし、米国市場の取引開始後に下方向へのバイアスが強まり、日中比890円安の6万2310円と、ナイトセッションの安値で取引を終えた。 日経225先物はシカゴ日経平均先物の清算値にサヤ寄せする形で、売りが先行することになりそうだ。前日の日中取引でボリンジャーバンドの-1σ(6万3980円)を割り込み、ナイトセッションでも同バンドを下回る推移が続いた。さらに、9月14日につけた直近安値(6万2530円)を割り込んだことで、-2σ(6万1550円)、200日移動平均線(6万1390円)、週足の-2σ(6万1770円)が射程に入ってきた。下値模索の展開となるなか、仕掛け的なショートを誘いやすいだろう。 売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうであり、週足の-2σに接近する局面では、自律反発を狙ったロングが入りやすいとみられる。ただ、同バンドを明確に割り込むようだと、7月29日につけた安値(6万410円)が射程に入ってくるため、慎重姿勢は崩せない状況である。前日の大幅な下げに対するショートカバーやポジション調整の動きも意識されそうだが、積極的なロングへの転換は限られよう。 日足・週足の-2σに接近する局面では、売られ過ぎとの見方も出てくるだろう。ただ、決算発表が本格化してくるほか、11月3日に実施される米中間選挙が迫るなかでは、積極的にポジションを傾ける動きは限られそうだ。急ピッチの下落に対する自律反発は想定されるものの、基本姿勢として戻り売り狙いのショートが優勢とみておきたい。 22日の米VIX指数は19.03(21日は16.68)に上昇した。寄り付きは18.29と200日線(18.22)を上回って始まり、一時20.31まで切り上げた。再び20.00を上回る場面をみせたことで、投資家のリスク回避姿勢が強まりやすいだろう。 22日のNT倍率は先物中心限月で15.74倍(21日は15.98倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が日経平均株価を押し下げる形となり、NTショートに振れている。下値支持線として意識されていた200日線(15.83倍)を下抜けたことで、9月15日につけた15.56倍を意識したNTショートに向かわせそうだ。 株探ニュース
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