【これからの見通し】ドル円は157.00円を中心とした推移を見込む 今週は日米の金融政策決定会合の結果発表、米第3四半期GDP速報値、9月の米PCE価格指数の発表などが週後半に集中しており、週前半は様子見ムードが広がりやすい。ドル円はAI関連の過剰投資懸念もあって上値が重くなっているが、今週はアルファベットやマイクロソフト、アマゾンなど「マグニフィセント・セブン」の決算が週半ばから後半に控えており、株式市場の動向を見極めたい向きからも積極的な仕掛けは手控えられそうだ。 ドル円は157.00円前後を中心としたレンジ取引が続く可能性が高い。157.50-158.00円では売り意欲が見られる一方で、下値では押し目買いが入る展開が続くと見ている。 ユーロドルに関しては、先週金曜日に格付け大手ムーディーズ(Moody's)が2027年予算案の信頼性などを理由にフランスの格付けを「Aa3」で据え置いた。見通しは「ネガティブ」で維持している。フィッチなどが先月格下げを行ったことや、暴動などによる社会不安もあって追加格下げが警戒されていた。この据え置きを受けて、ドイツとフランスの利回り格差が縮小するなど警戒感の後退が見られており、ユーロは底堅さを見せる可能性がある。もっとも、中長期的な下降トレンド継続との見方も根強く、戻りでは売りが出やすい。1.1200ドルを中心とした推移が続きそうだ。 ユーロ円は176.00円を中心に神経質な上下となりそう。ドル円、ユーロドルともにレンジ取引が中心とみられるものの、レンジ内での振れが想定されるため、ユーロ円は各対ドル相場の動きを見極めながらの展開が見込まれる。 ポンドは、今週の英政府による秋季予算案発表待ち。財政赤字拡大懸念が払拭されなければポンド売りとなる可能性がある。その場合、ポンドドルは下値メドとなる1.3300ドルトライの可能性がありそうだ。ポンド円は210.00円前後での推移が中心ながらも、リスクはやや下方向とみる。 MINKABUPRESS 山岡
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