ドル円はドル高円安が優勢=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円はドル高円安が優勢=ロンドン為替概況

 ドル円はドル高・円安が進行。東京昼前に156.65円を付けた後の反発の流れをロンドン市場でも引き継いで157.50円付近まで上値を伸ばした。米10年債利回りが東京朝方の5.00%前後から東京昼頃に4.95%台まで低下したものの、その後ロンドン市場に入って低下を帳消しにする動きとなったことがドル買いを支えた。

 先週末に格付け大手ムーディーズがフランスの格付けを「据え置き」としたことを受け、同国への財政懸念が後退。これが市場全般のリスク警戒感を和らげたことも円安につながった。週明けの欧州市場では独仏国債の利回り格差(スプレッド)が大幅に縮小したほか、欧州株全般が堅調に推移したこともリスク選好の円売りを誘っている。

 ユーロは、フランス懸念の後退に加え、18時発表の独Ifo景況感指数が市場予想を上回ったことが好感されユーロ買いが先行した。もっとも対ドルではドル高の勢いが勝り、ユーロドルは東京午後の1.1220ドル台から軟調な展開となった。1.1203ドルを付けた後、独Ifoの好結果を受けて1.1216ドルまで反発したものの、買い一巡後は再びドル買いに押されて1.1180ドル台まで下落している。ユーロ円は176.00円前後から176.40円台まで上昇。先週木曜日以来の高値を付けた。その後、対ドルでのユーロ売りに連れて176.10円台まで押し戻された。

 ポンドドルは1.3380ドル台から1.3340ドル台まで売りが先行。ポンド円は210.00円を挟んでの推移となり、対ドルでのポンド売りに押されて一時209.70円台まで下げる場面も見られたが、その後はドル円の上昇もあって210.20円台まで反発した。

MINKABUPRESS 山岡

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